明日は 「ひな祭り」 だが、この時期になると遠い昔を想い出す。
かつては二月の終りが近付くと、長女誕生で買った七段飾りのお雛さまをMと飾るのが恒例のことだった。
それもMの病気、そして転居と生活環境が変って、もう飾ることもできなくなってしまった。
だがこの時期になると、空堀川沿いにある民家では必ず七段飾りのお雛さまがお目見えする。
「どうぞ、お雛さまを見てください」 との配慮があるようにいつもガラス戸は開けたままになっているからよく見える。僭越だが写真を撮らせて戴いた。
この家にはご高齢のおばあちゃんがいるが、飾るのはそのおばあちゃんなのだろうか?
このようにお雛さまを見ていると、長女や次女のことが想い浮かんで 「今日も元気で過ごしているだろうか?」 と普段の無沙汰を謝する気持ちにもなった。
今、世間ではお雛さまはどのように家庭の中で存在しているのだろうか?
このような七段飾りは無理だろうが、コンパクトな二人雛が好まれているとの話しも聞いたが、どのようなお雛さまが人気なのだろうか?
地方ではいろいろな雛さま飾りがあり、お内裏さまの位置も関東と大阪では違うらしいので、地方ではもっとユニークなお雛さまがあることだろう。
これから我が家でのお雛さまの写真があるのか、探してみよう。
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