今朝は4時半過ぎに目が醒めた。まだ日の出前だが厚手のカーテン越しには表の薄明かりと静かな雰囲気が感じられ 「台風も去ったな?」 と思いながら、終日台風19号の動きに縛られた昨日を想い出した。
昨日は朝から雨。終日降り続いたが、その降り方もいろいろと変化しながら、台風が近付くのをひしひしと感じながら時を過ごした。
日中は雨が降ったが、風はあまり強く吹かなかったので、これで台風がやって来るのだろうか? と、そんな状況が夕方まで続いた。
だが明らかに台風は接近中だが、心配なのは空堀川の水位だった。
10時前、雨も小降りになったので、空堀川を見に行った。だがその光景はびっくりするほどの流れだった。
曙橋近くの右岸にある水位計は今までに見たことも無きレベルで、それは約2メートル80センチで危険な水位までは後1メートル20センチだった。
今朝、散歩の時に都営住宅に住むご婦人と話す機会があったが、永年住んでいるがこのような水位は記憶にないとのことだった。
この水位を見て私は 「空堀川氾濫」 の最悪のシナリオを考えたが、氾濫すれば我が家にも床上浸水の可能性もあるが、それが杞憂であることを願うばかりだった。
それから約1時間後、再度水位を確認したが、20センチほど上がっていた。
台風はこれから大雨を伴って首都圏を目指しているだろうから、今後大雨になれば空堀川は異常な水位になることが考えられた。
16時半前、また水位を確認したが、もう赤い水位で3メートル20センチだった。残念ながらこの時は強風と本降りの雨で、撮った写真はブレが多くて失敗してしまった。
その後、台風19号は午後7時頃、静岡県伊豆半島に上陸、首都圏を通って北東に抜けていったらしい。
8時頃から22時頃までは風雨が強くなったが、予想していたよりも少ない荒れ方のようで助かった。
今日の空堀川は画像のように水の流れがあるが、昨日のような激しい流れではないことに改めて自然の成せる業の大きさに驚くばかりだった。
今日は 「台風一過」 で晴天、気温も夏日のように上がるらしい。でも凄い台風だった。多くの人が被災したが、お見舞い申し上げます。
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