日暮らし通信


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今年は 『柿即売』 は中止です

2019年10月25日 09時53分50秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






一昨日は日照時間も長かったので爽やかな秋の気配が漂った一日だったが、昨日は曇り、そして今日は朝から本降りの雨が続いている。

台風15号や19号で被災された皆さんはこの雨でまた大変なご苦労な過ごし方をしているだろうが、幾ら自然現象だとしても過酷な環境が長引くことには心からお見舞いを申しあげます。

今年はいろいろと自然の訪れが変化したために、農作物などの成育も大きなダメージを受けているようだ。

昨日、いつも即売を利用している川沿いにある農家の柿園前を通ると画像のような 『お知らせ』 の看板が立っていた。それには

   本年は早期落葉のため例年通りの収穫が見込めそうもなく
   即売の予定がありません
   柿を楽しみにしていて下さったお客様 大変申し訳ありません
   来年どうぞよろしくお願いします

との内容だった。

ここを通る度に想ったが例年だと撓わに実を付けてその重みで枝が垂れ下がるほどの勢いだったが、今年はこの看板の左側を見ても判るように、実の数が少ないのが気になっていた。

恐らくは台風15号や19号の風雨により実が落ちてしまったのだろう。毎年、ここの富有柿を食べるのを楽しみにしていたので少し残念なことだった。でもここの柿園でこのように実が少ないのは、今年始めてでした。

その後、ある農家のご主人にも話しを聞いたが農作物にも大きな不作の影響があったようで、今気になるのは 「これから収穫する里芋が茎ばかり大きく延びてあまり収穫が期待できない」 と心配気な様子だった。

近所にある数軒の農家直売所で柿の即売を探したが、やっと一軒、武蔵野線陸橋近くの直売所で柿を売っていた。

富有柿が二個で百円。少し味を我慢すればスーパーで買うよりずうっと安い。早速、嫁さんに皮を剥いて貰い食べると結構な甘さだった。

この時期になると正岡子規の 『柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺』 の句が想い出されるが、戦後の食料難の時代、子供心にも甘柿の美味しさに満足した時代もありました。

 「味覚の秋」 は私たちにとっては柿を食べることから始まります。






★ 写真の上でクリックすると拡大されます ★




『即売中止』 の看板です




鮮やか 薔薇一輪




川沿いの民家で見たピラカンサ



      写真説明:  お知らせの看板 薔薇 ピラカンサ

      撮影場所:  空堀川沿いにて  (20191024)





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