今日は曇り空、晴れ間は期待できない予報で、雨は降らないようだが、何となく暗いイメージの一日になりそうだ。
8時半過ぎ、表の気温は19度、やはり20度を割るとヒンヤリとする。
Mと家を出てすぐのことだった。
近くの民家で二階外壁にある電線引き込み用の器具にカラスが一羽、何かを一生懸命につっついている。
一体、何をしているのだろうか? と見ていると、つっつく回数は衰えそうもないように動きが速くなっている。
別に餌を探す場所でも無さそだが、とにかく何かを探しているようだった。
暫くしてやっと飛び去ったが、悪者扱いされるカラスは意外と頭が良いらしい。
ここに転居してます驚いたのは入り口に出した市指定の有料袋に入れた 「燃えるゴミ (生ゴミなど)」 の袋をカラスに破られてゴミが路上に散乱したことだった。
「憎っくきカラスめ!!!」 と憤ったが、それでカラス対策を余儀なくされた。
旧宅ではそのようなことは経験したことがなかったので、それ以後はコンテナーに 「燃えるゴミ」 を入れてカラスの邪魔をするようになった。
だが不思議なことに近所のゴミ出し状況を見ると、カラスが悪さをする家と何もしない家のあることに気付いた。
その訳をカラス君に聞いてみたいが、私の推測では外敵に備えたカラスの知恵ではないだろうか?
悪さをする家のゴミ出し現場は視界良好だが、奥まった路地などの家で悪さをしないは、カラスからすれば視界が狭いから用心しているのではないだろうか?
だがこの辺りでもカラスの数が減った。カラスも生きるためには栄養充分の生ゴミは大好物だろうが、破られて路上に散乱する光景は誰も好まない。だから、やはりカラスは誰からも 「悪者扱い」 との烙印は消えそうもない。
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