今朝届いた朝刊には新聞社が7~9日に実施した全国世論調査の結果が載っていた。
安倍内閣の支持率は37%で前回調査 (7月3~5日) の39%からほぼ横ばいだった。
不支持率は54% (前回52%) となり、第2次安倍内閣発足以降で最高となった。
私が最も気になったのは今まで政府が行ってきた新型コロナウイルスを巡る対応についての国民の反応だった。
政府のこれまでの対応を 「評価しない」 は66% (前回48%) に上昇し、同じ質問をした2月以降6回の調査で最も高くなった。
長期政権でいささか国民の不平不満をキャッチできない機能マヒ気味になったのか、安倍首相が新型コロナウイルスへの対応で指導力を発揮していると思わない人は78%にもなっている。
連日、感染者が増加気味のこの国難に対して確かなコロナ対策を熱望している国民は増すばかりだが、とにかく 「何もしない内閣」 との印象は拭えないのが現状のようだ。
このような国難に対して必要なのは強力なリーダーシップを発揮する政治家の存在、現状では国民の要望を理解するリーダーは存在しない。 文句ばかりで政府非難を繰り返すばかりの各野党でも人材不足、こんな現状は国民にとっては不幸な時代でもある。
前述したが、増える感染者への対策として、政府も地方の自治体も無策だ。もっと罰則付きの法律を整備して早急に発出するべきだ。
身近では東京都でもその対策は行き詰まっている感がする。毎日の感染者数を発表する女性都知事の表情にも悲壮感は感じられない。
当市の感染者数も43人 (8月8日時点) に増加、私たちの身近にも間違いなくウイルス菌が漂っていることだろう。
このコロナ騒動で今年のお盆は異様な雰囲気になりそうだ。 とにかく何とか終息する手立ては無いものだろうか?
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