日暮らし通信


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夏のカワセミを撮る

2020年08月23日 12時44分31秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






今日は曇り空、厳しい暑さも感じないので、8時半過ぎ、Mと家を出て川沿いを歩いた。

このところ毎日が極く単調に過ぎて行くので、こんな時は何か起らなければいいが、と思いながらの日課の散歩だった。

だが人間には必ず欲があるようで 「今日は何か良い事がありますように」 と、余計な雑念にまだ支配されている私の本心だった。

だがその願いが思わぬ形で現れた。

都営住宅前の川沿いを歩きながら 「もうすぐ家に帰るよ、頑張ろうな」 とMに話しかけた時、白く変色した河原近くの雑木の上に何やら動く紫色の鳥がいた。

 「あっ、カワセミだ」 と驚いた。私はMの手がフェンスに掴まるように確認して安全確保してからカワセミを撮った。

カワセミに出逢うのはこれで六度目、こんな真夏に出逢うとは思わなかったが、六度とも同じような場所だったのはここがカワセミの習性に叶うからだろうか?

幸いな事にカワセミはその場所に止まると、しばらくはじいっと長居をすることに気付いたが、撮る側にしては有り難い時間を頂いたことになる。

だが長居するのはいいが、ほとんど動かないので同じような姿を撮ることになるが、カワセミに逢えただけでもラッキーそのものだった。

私が日頃持つデジカメはかなりのズームアップが可能なので重宝しているが、一般的なカメラではこのような距離から被写体を撮るのは無理なことだろう。
だがズームアップすると手振れが起るので鮮明な写真を撮りづらいのが欠点でもある。

今日は願った通りに良い事があった。それはカワセミに逢ったことだが、このようなチャンスは数少ない。

だがこのカワセミ、一体何処に自分の家があるのだろうか? 

カワセミは 「ヒスイ、青い宝石」 と呼ばれるそうだが、その通り鮮やかな水色の長いクチバシを持つ優雅な姿は、私に強烈な印象を持たせるに充分な鳥だった。






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      写真説明:  夏のカワセミを撮る

      撮影場所:  空堀川沿いにて  (2020.8.23)