諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

泣いて土下座して掴んだ幸運。その1

2015年12月25日 00時01分09秒 | 出版・テレビ・CM・ドラマ・映画

年末になると何時も頻繁に流れるCMが有ります。そのCMを見てこの記事を書こうと思います。そのCMに出ている超有名なタレントの話です。

以前、タブロイド紙に勤めていました。半年間。創刊から半年で廃刊です。えらい目に遭いました。まっ、それは良いのですが、これはその時知り合った校正の方から聞いた話です。Fさんとしときます。

このFさんは編集者です。確か当時43歳位だったと思います。奥さんは29歳と言ってました。奥さんは当時の私と同じ歳です。奥さんと二人で編集プロダクションを経営してました。

っとは言っても真夜中に校正のバイトをしているのです。儲かっていないのは間違いない。それなのに劇団を主宰していて原作を手掛けています。

夢を追うのは素敵ですけどお金がかかる。安定を取るか夢を取るか。うーん、難しい。

もし子供がいるのでしたら安定を取るべきです。でもFさんには子供はいません、子供を作ったら奥さんのギャランティが無くなる。月10万円の家賃が払えなくなる。生活出来なくなる。夢も追えない。だから子供は作らないみたいでした。

うーん、私には判らない。それが正しいのかどうか。判っていたら結婚していたとは思いますけど。

Fさんと私は何故かウマが合いました。そしてFさんは私に言いました。HTさんに合わせてやると。

HTさんは漫画家です。私が子供の頃、科学と学習と言う学研の雑誌が有りましたが、そこでヘタウマの四コマ漫画を描いていたのを覚えています。ストーリーはコンクリートで出来た帽子を被る泥んこで出来ている人間が騒動を起こすものです。何故か印象に残っています。

このHTさん、漫画家と言うよりクイズの解答者として知られています。雑学ではこの人の右に出る人はいないのではないでしょうか。私も雑学ではチョットだけ自信が有りますが、この人には遠く及びません。

何故FさんがHTさんを私に合わせようとしたのか今考えていますが、もしかしたら私と似ているからかも知れません。私も何となく気になる人でしたから。

HTさんは何時も新宿のゴールデン街で飲んでいるらしく、私とFさんは連絡も取らずHTさんが毎夜通っている店に行きました。そこは信じられない程狭く貧乏臭い店でした。貧乏編集者も良く通っているそうです。残念ながらHTさんは居ませんでしたけど。

それが凄く残念でした。HTさんに人生について聞きたかった。HTさんは酒の飲み過ぎでその後亡くなります。何故そこまで飲まなければならなかったのか。人生は何なのか、色々聞きたかった。本当に残念でした。

そのHTさんのボスはテレビの世界をを牛耳っている方です。司会者として活躍していました。現在テレビに出ている司会者、芸能人の多くはこのボスの息がかかっています。多分、このボスが亡くなったらテレビから消える司会者、芸能人が大勢出ると思います。そのボスはテレビから一線を退いていますが、その威光は今でも絶大なものが有ります。

そのボスの力がどれほどのものかと言うと、以前、日本で一番人気が有ったコメディアンがいましたが、このボスの事務所を辞めたら殆どテレビには出なくなりました。干されたのです。あのボスに逆らったのですから。今ではパチンコ屋の営業で稼いでいると聞いています。誰もこのボスには逆らえないと言う事です。

例え全部のテレビ局のお偉方でも逆らえないと思います。多分、テレビ番組の特許みたいなものを持っているのでしょう。誰を司会にするかとか、出演者の人選権までこのボスは握っていると言われてます。本当に凄い実力者です。

 

つづく。

 

 

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