諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

自殺のデメリット。その1

2016年02月02日 07時51分10秒 | 人生

私、基本、自殺はその人本人の判断だと思っています。痛みが伴う病気や体が不自由で生きていくのが困難ならば、死も一つの手だと思っています。それはしょうがないです。

ただ、自殺したいと思っている人を心配している人、愛している人がいた場合どうでしょう。愛するが故に自殺を納得する場合も有るでしょうが、希望が有るのに今が辛いから自殺するのでは愛してくれている人が悲しみます。その人の為に自殺は留まった方が良いと思いますね。

極論を申しますと誰も愛してくれる人がいない場合は自殺も良いのではないかと考えたりもします。それと私も考えた事がありますが、自分が自殺する事で憎い相手にダメージを負わせる事が出来るなら自殺も一つの手ではないかと思ったりもします。

こんなブログを聖人君主ぶって長々と書いていますが、私も少なからず心に闇を抱えていると言う事です。そんな風に思ってしまうのは。

私も迷える子羊なんです。その迷える子羊を脅し透かし騙しで金を巻上げる宗教が日本には大勢あります。個々人でもヒーラーと呼ばれる人種でそんな方がいます。

私も惑わされましたが、これは絶対に悪です。宗教は少なからず悪の部分があります。だから私は団体に属せず師を持たず、自分で実感して生きていくべきだと思っています。

っとか言っちゃて話がこんがらがって来ました。話を自殺に戻します。父親が自殺した子供の話をしたいと思います。

もう30年近くも前、父親が新聞販売店を経営していた時の話です。万引き甲子園があったら優勝決定の地元の馬鹿高校を中退した、当時20歳そこそこの若い男が店に勤めだしました。

この男、天才でした。天才と言うより知能指数が頗る高いと言った方が良いのか、記憶力が抜群なんです。配達の区域を一度回っただけで全部覚えられるのです。一軒一軒、どんな新聞と取っているのか全部完璧にです。

わたしゃ驚きましたよ。私なんて一度回ったくらいでは全然覚えられません。道順さえ覚えられません。昼間に順路帳を持って何度も何度も回ってやっと覚えていたのですから。

悲しくなりましたよ、私。こんなに知能指数に差が有るのかと思って。私は才能が無い。ホント、神は不公平だなぁーと思いましたね。

でも、この天才も欠点があったのです。酒乱です。何時も酒びたりです。だから新聞配達の時間になっても出て来ない。困ったもんです。

当時、莫大な量の本を所有していた私は、以前下宿屋だった支店に寝泊りしていました。私の部屋では本が置けないので。

その支店の居間で天才を含んだ三人の従業員が酒盛りをしだしたのです。明日の仕事を考えずに。

私は朝1時30分に起きて新聞を取りに行かなければならないので早めに寝ていました。彼らが明日の配達に支障をきたすまで飲まなければ良いのにと思いながら。

そして私が寝ていた時、何者かが襲って来ました。あの酒乱の天才です。殴りかかって来たのです。「お前は恵まれているっーーー」と良いながら。

私は「何すんだぁー」と怒号を上げ、天才を振り切ります。彼は酒に酔っているのでしょう。簡単に投げ飛ばしました。

そしたら天才は台所に走り、包丁を持って戻って来て私を刺そうとします。私は天才の腕を取り、腕を折ってやろうかと思いましたが踏みとどまりました。新聞配達があるので。殴ろうと思いましたが、頭に拳を当て圧迫する程度ですましました。配達がありますので。

その後、天才は他の従業員に取り押さえられ、私の店の宿舎に連れて行かれました。そして案の定、天才は遅れて配達にやってきました。

 

つづく。

 

コメント
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