諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

三菱自動車の燃費データー不正問題を考察する。その1

2016年05月02日 03時59分47秒 | 政治・経済

私、最初に勤めた証券会社は不要・・・・・じゃなかった芙蓉グループでした。

芙蓉グループって知っていますか。安田財閥のグループの事ですよ。馬鹿げていますけど社用車は同じ芙蓉グループの日産自動車、飲むビールはサッポロビール、指定銀行は富士銀行(今の銀行名は判らす゛)等々、もう全てが芙蓉グループで統一していました。ヒールが飲めず、クルマ酔いしやすく、金に縁の無い私はどうでも良かった話ですけど。

もうね、支店長や次長は芙蓉グループの一員である事に誇りを持っていました。「俺たちはエリート。選ばれた芙蓉グループの一員だ。エリートの嗜みはゴルフだ。エグゼクティブな顧客をゲットする為にもゴルフを覚えろ。高い酒を飲め。高級バーで飲め。ワシは36歳で支店長になった。こいつ(次長)は最初は俺の上司だったが、今では俺の部下だ。うしゃしゃしゃしゃー」とよく言ってました。

こんな話ばかり聞いたので、私はサラリーマンに嫌気がさしたのかも知んないです。一番は向いていなかったのは間違いないですけど。

さてさて話は変わりますが、ばれちゃいましたね三菱自動車の燃費データーの不正が。まっ、クルマ好きな人は皆気がついていたと思います。同社の出した軽自動車の実際の燃費は、飛び抜けて燃費が悪かったので。

近年、燃費が良い車が続出しています。JC08モードの数値だけは。でも実際に走らせて見るとどうケチケチ運転してもその数値を出す事は不可能です。せいぜい6掛けが精一杯。あの数値は一体何の意味があるのでしょうか。馬鹿げていますね、本当に。

何で実際の燃費とメーカーが出したJC08モード、10.15モード燃費に大きな差が出るのか。私、どのメーカーにも省エネ運転の職人みたいなドライバーを雇っていて、その人の運転技術で良い数値を出している。中でも三菱が雇っているドライバーが一番腕が良いのかもと考えていました。

実際、三菱EKワゴン・EKスペース、そしてOEMの日産デイズ・デイズルークスは異常に遅かったのです。これは燃費対策だと思われます。

それにしても遅すぎる。今から20年以上前の軽自動車と比べても遅い。それでクレームが殺到。三菱や日産はそれに対応して、希望するユーザーにのみコンピューターの設定を変えたそうです。

こんなの前代未聞です。リコールより恥ずかしいです。実際、公道を走るのが危ないくらい遅いと言う人もいます。この遅さは異常。遅いからアクセルをベタ踏みする。それで当初の狙いとは逆に燃費も悪くなる様です。

ネットで調べてみたら、「遅すぎる、燃費が悪過ぎる」との書き込みが多数出て来ます。中でも「スズキでOEMで製造していた時のルークスの方が速いし燃費が良い」、「日産デイズルークスはリッター4.1キロしか走らない」との書き込みもありました。

こうなると日産も腹が立つでしょうね。「日産の軽自動車」っとか言って三菱自動車が製造したクルマを売っていたのです。あのCMでは狙ったかどうかは知りませんが、日産が製造しているものとユーザは誤解します。

「やっぱり日産が造った軽自動車は駄目だ。技術やノウハウが無い」、「やっぱり軽自動車は長年造ってきたダイハツやスズキに限る。日産が好きだったがもう買わね・・・・」となります。日産が製造した訳ではないのに、あんなCM流したためにとばっちりを受けた。日産関係者は腸が煮えくり返ったでしょうね。

まっ、実から出た錆だと私は思いますけど。

 

つづく。

 

コメント (3)
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