諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

三菱自動車の燃費データー不正問題を考察する。その3

2016年05月04日 08時56分53秒 | 政治・経済

続きです。

話をチョット変えます。私が軽自動車を買うとしたらどこのメーカーが良いか。

以前、スズキ・エブリー4WDターボに乗っていました。22歳の時です。このクルマ、ボディ剛性へロヘロ。そして新車で買ったのに一年足らずでボディーが錆び付き穴が開きました。終いには5万キロ未満なのにタイミングベルトが切れてエンジンはパー。それ以来、スズキの自動車は絶対に買うまいと心に誓いましたわ。

今乗っているダイハツ・リバーノ4WDターボは一年落ちの中古を買いましたが、やはり荷台の部分が錆で穴が開いています。

実は軽自動車は普通乗用車に比べ錆の規定が緩いのです。この規定は国指定によるものですが、冬場に融雪剤と言う名の塩を撒いている仙台では、どちらのメーカーもお勧め出来ないです。今の錆に対する対応はどうなっているかは知りませんけど。

その事を考えちゃいますと選べるメーカーは唯一スバルだけです。スバルは普通乗用車の規格で防錆処理をしていると聞いています。錆にはダントツに強いです。

それにスバルは4WDの国内トップメーカー。当然、雪国に合わせてクルマを造っている。サスペンションもラフロードに強い四輪独立懸架です。車酔いしやすい私はコストカット第一で採用されているトーションビームはキツイ。直進安定性が無いから高速やコーナーが怖い。それに乗り心地も悪い。だから選ぶならスバルのサンバーかプレオにします。

でもねぇー、スバルってもう軽自動車は造っていないのですよ。今のスバルの軽自動車は同じトヨタグループであるダイハツのOEMなんです。これにはガックリしましたわ。

スバルの軽自動車のエンジンはバブル期に開発された4気筒エンジンです。だからスムーズだけどパンチが無い。燃費も悪い。それをコツコツ改良を重ねて来たのですが、コストの掛かったクルマなので儲けが薄い。新たに開発するメリットが無い。それで開発を諦めちゃったみたいです。ホント残念です。

実際、660ccの軽自動車のエンジンは2気筒が一番効率が良いのです。バブル期の4気筒エンジンでは燃費性能に限界がある。でも近年はライバル社レベルのまで近づいていた。そして最近はガソリン価格も安くなっている。

私が未だにド古のアトレーに乗っているのはお金がないのが一番の理由ですが、今の軽自動車の目に見えない部分のクオリティーが心配だからです。スバル並みの軽自動車じゃないと中古でも買いたくないです。

それでもどうしても買うとするならば三菱EKワゴン。否、肉親が日産に勤めていますから、OEMの日産デイズを選びます。

理由はスバルとは比べられないですが、耐久性は三菱はあれで案外高いのです。エンジンも燃費が悪いし滑らかじゃないですが゛、私の偏見を言わせてもらえば、燃費がよく滑らかなエンジンは耐久性が低いように思えます。

日産車も多少ライバル車よりも燃費が悪いし、エンジンもガサツな所があります。でも耐久性は高い。その証拠に建築現場に行けば判るのですが、建築関係者は日産車を選んでいる人が多い。クルマをラフに使うから耐久性が第一。だから日産を選んでいるのです。

日産デイズ・三菱EKワゴンも耐久性で考えればスバルが撤退した現在、トップの性能だと思います。そして質感もトップだし、スタイルも一番良い。普通に走るのであれば、多少燃費が悪くても勝負出来ます。

ホンダの軽自動車もあえて燃費競争には参入せず、運転の楽しさを売りにして勝負していますが、三菱もそこまで燃費に固執しなくても良かった。何故固執してしまったのか。そこが問題ですね。

 

続く。

 

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