何だかんだ言って、糖尿病歴20年となっています。
38歳の時、市の施設の精密検査で糖尿病が疑われた。それで近くの透析メインの治療を行なっている病院へ。そしたら重度の糖尿病と判断。即、インシュリン注射を提案されました。
私は注射恐怖症。自分でインシュリン注射など出来はしない。それでとんでもなく強い薬を処方された。
この薬、胃痛が伴う。それでガスター20を合わせて10年間飲み続けた。
そして今度は重度の無呼吸症候群と診断。C-PAPを付けるも窒息してしまう。鼻の軟骨が変形していて、鼻の気道を塞いでいた。
その軟骨除去手術をしなければC-PAPは装着できない。手術するには血糖値を下げる必要がある。血糖値が高いと血が止まらなくなる。それで病院食での療法で血糖値を下げる大型の総合病院に入院。
毎日、血糖値を計る訳ですが、採取は注射器ではなく、ホッチキスみたいな器具で指先に微細な針を打ち僅かな血液を採取します。
そしたら何と初日から血糖値が108だった。正常。10年間血糖値を計って来て、108まで下がった事などない。
2週間かけて血糖値を下げる計画だったが、初日で手術可能となった。自分の身体がどうなっているのか、本当に分からない。
その総合病院の内科医の話では、糖尿病だとしても重度ではない。境界線上にある。今の薬は強過ぎる。3分の1に減らすと言う。
私は「本来はインシュリン注射をしなければならないと言われた。それが怖いからこの薬を飲み続けてきた」と話す。
医師は「その判断は良かった。インシュリン注射をしたら、一生し続けなければならない。担当の医師は高齢者ではないのか。高齢の医師は勉強しなくなるから、最新の医療には付いていけない」と語る。
当時の担当医師は60歳前後。勤務医だった。その年齢で勤務医と言う事は、仙台名物「ヤブ医者」の可能性がある。私はこの医者に10年間騙された来たのでは。インシュリン注射を受け入れていたら、死ぬまでインシュリンを打たねばならなかった。自分の運の悪さに呆れた。
否、自分の意思でインシュリン注射を拒否したのだから最悪は免れた。
医師も商売。私がインシュリン注射を受け入れれば、その病院は儲かる。仙台は悪徳商人の街。知っていてインシュリンを勧めたのかも知れん。仙台では誰も信用してはならん。本当に油断も隙も無い街だ。
続く。