「あの修林檀跡地はどうなっているのだろう」っとふと思い、バイクを走らました。
以前、「修林檀跡地にて」と題してブログにも書きましたが、修林檀は神仏習合時代、仁和多利大権現と称していた時代の二柱神社が鎮座していた場所です。
もう10年近く前になりますが、その修林檀跡地にサイディングで社を造り、その中に神仏像を満載させている老人と話をしました。70代の男性でした。
久々さに見たサイディングの社ですが、神仏像が入り切れずサイディング社の前後左右に並べられていた。ここまでになっていたのか。スゲー。
一応、写真を撮って来たのですが、これは載せられません。某国人が見たら盗むかも知れませんし。
でも、周りに住む方々は気味悪がっているだろうなぁー。でも、それはしょうがないのだよ。元二柱神社と言える修林檀の跡地に家を建てた方が悪い。霊場だった場所に家やマンションを建てたのだから。
この状態を見て管理している老人はまだ健在なのだろうと思った。良かった。「シーダーなんちゃら??大師」の話をしてくれた独り新興宗教団体の老人、その生き方も一つの人生だと思うし。
さて、次はこれも久々に二柱神社へ向かった。仙台では縁結びで有名な神社だ。恋人たちが集う神社だ。
祀られている二柱の神は伊弉諾尊と伊弉冉尊。日本の始祖神と言っても良いだろう。
ご利益は縁結び、子宝、安産、家内安全、無病息災等々。
私は最初、そのご利益に疑問を感じていた。
伊弉諾尊、伊弉冉尊は最初に結婚した兄妹の神々。
しかし、最初に生まれた蛭子神は3年たっても立つことが出来なかった。それで船に乗せて海に流している。育てずに海に捨てたのである。
そして最後に産んだ神は火の神・加具土命。伊弉冉尊は出産時に女性器を大火傷して亡くなった。怒った伊弉諾尊は産まれたばかりの加具土命の首を斬り落とし殺した。
黄泉の世界へ行ってしまった伊弉冉尊を追って伊弉諾尊も黄泉の国へ。出会った二神は一緒に現世に戻る約束をしたが、伊弉冉尊は準備をするから暫し待て、決して覗くなと言う。
気になる伊弉諾尊は約束を破り伊弉冉尊の様子を覗いてしまう。その姿は蛆だらけの悍ましい姿だった。
続く。