諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

「瀬織津姫が祀られているのだろうな」っと想いながら、修林檀跡地と二柱神社を参拝して来た。その3

2022年03月18日 22時35分48秒 | 瀬織津姫
大地震で中断しましたが続きです。

二柱神社の地主神とは誰なのか。それは仁和多利大権現と称されていた神で間違いないです。私的には鬼渡神です。

前回も言いましたが伊弉諾尊・伊弉冉尊が鬼渡神ではない。っと言いたいところですが、二神共生と死の境界線を渡ったのだから境界線の神と言えなくもない。そこが二柱神社に祀られた理由なのかもしれません。

まっ、仁和多利大権現ただから日本の始祖神である二柱の伊弉諾尊・伊弉冉尊とした可能性も捨てきれませんけど。仁和多利は二渡ですので。

さて、二柱神社の地主神は誰なのか。それは簡単に分かります。大抵の地主神は境内に小さな祠で祀られているものですから。だとすると雷神社に祀られている神だと考えられます。

っとは言え、元々は七北田の横山と言う地に350年から祀られていたそうです。宅地開発からこちらに移されたとか。そうなると地主神とは言えないか。

しかし、雷の神様は蛇の姿で水神の性格があり、雨乞いの神様として信仰されてきたと神社の説明文には書かれています。鬼渡神は水神ですから、その点は合致します。神名は残念ながら掲載されていませんでしたが。

雷神社は横須賀にもあります。祭神は火雷神。石河瀬見小河で遊んでいた玉依姫の前に丹塗矢となって現れ、玉依姫に拾われて家に帰ったら神の姿に戻り、玉依姫と結ばれ別雷神、つまり賀茂神を産んでいます。

千葉県にも雷神社があります。こちらも別雷神が祀られていますが、父神は大山咋主、母神はやはり玉依姫。っと言う事は「火雷神=大山咋主」となるのでしょうか。

因みに七北田川沿いの二柱神社の上流には賀茂神社が鎮座しているので、関連はありそうですね。

ただ、千葉県には他にも雷神社があり、その主祭神は天穂日命。景行天皇が何故か自分の祖神の天穂日命を祀っているそうです。別雷神は配神として祀られています。

天穂日命は私の家系の神、そして天皇系の神なのですが、その妻神は何と謎の女神・伊豆能売。

伊豆能売の神名には何故か神も命・尊も付かない。呼び捨てにされている女神ですが、神聖なる祓い清めの神です。祓戸四神の一柱である速秋津姫神との説もあります。

そうなると天穂日命は速秋津彦神となるのでしょうか。この点は全然分かりません。天皇家の祖神が祓い清めの神の筈は無いと思うのですが。


続く。





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