諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

岡田茂吉の伊豆能女観を考察する。その3

2022年06月26日 12時19分31秒 | 神道
続きます。

そう来たかぁー。本地垂迹の逆で来たかぁー。

中国4000年の歴史。インドは5000年の歴史。日本はと言うと私は10000年以上の歴史と断言します。世界最先端の縄文土器を1万年前から造っていた。インドよりも古い。

しかも縄文人はエンゲル係数でもトップを走っていた。世界で一番豊かな国が日本だった。あり得るかも知れん。

でも、どうなのだろ。何でインドに行かなければならないのだろ。何でそう断言出来るのだろ。

それは霊示によって知ったのだそうです。っと言う事は伊豆能女が岡田茂吉の前に現れて「わらわは観世音菩薩なるぞ。でも以前は日本出身の伊豆能女だったのであるぞ」とか言って来たのだろうか。

霊示と言われても確証は無いですよね。本当に霊示があったのなら、奇跡を見せて欲しい。イエス・キリストは見せたのだから。

でも、「神はそんな下賤な事はしない。神を試してはいけない。」と言うのでしょうね。まっ、それはそうなのですがね。

今は少なくなりましたが、以前はネットで瀬織津姫を検察すると「これでもか」と言う位、瀬織津姫ヒーラーがヒットしていました。

「私は瀬織津姫を宿している。瀬織津姫と話が出来る。私の前世は瀬織津姫だった。瀬織津姫だったのを想い出した。瀬織津姫が遠隔リーディングします。瀬織津姫が恋愛相談に応じます」等々。

こんなのね、信じられませんよ。その発言自体、神道を馬鹿にしている。神道のセオリーを無視している。っと言うより神道を全然知らない。

神道の神と人間の間には何があるか。

宮司や巫女さん等々の神職じゃないですよ。神職はただの人間です。人間に神は宿りません。神職は神と人との懸け橋の仕事をする人です。神職であっても神は宿りません。

神職は神社の黒子です。現に空海や親鸞レベルの知名度がある宮司さんって今まで出た事無いでしょ。カリスマ黒子なんていないでしょ。

だったらお札やお守りには神が宿っていないのか。

宿っていないです。神社には鎮座していますが、お札やお守りには神は宿っていない。宿っているのは神の眷属です。神に命じられて眷属がお札やお守りに宿っているのです。

その証拠は神社に行けば一目瞭然。神社の狛犬は飾りじゃないですよ。狛犬は眷属です。人に神が宿ったら眷属は何の為に存在するのでしょう。

神を宿している等々言う人は神道を知らない人達です。霊感商法の人達です。

騙す方も騙す方ですが、騙される方も騙される方です。神社に参拝するのでしたら、その位の事は知ってて欲しいですね。


続く。




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