続きです。
八岐大蛇が斐伊川の場合、問題となるのが尾から出てきた「草薙の剣」ですね。川から剣が出てくるものなのか。単純に考えると斐伊川の治水に成功し、産鉄出来る様になったと考えるしか無いと思います。これは簡単に想像が付きます。
でも八岐大蛇を酔わせた酒はどう考えたら良いのでしょう。暴れ川に酒を注いで治水になるのか。
陰陽五行で酒は「水」に分類されます。水に水を注いでも何にもなりません。そこが「八岐大蛇=斐伊川」説の矛盾点と言えます。これはまぁ、仮説の一つとしておいた方が宜しいでしょうね。
ここでチョット脱線です。八岐大蛇が飲んだ酒に付いてです。その名は「八塩折之酒」。何でも酒を醸造に醸造を重ねて造るそうです。私は酒には詳しく無いのですが、米と水で日本酒を造るのを米と日本酒で何度も何度も醸造して造るのでしょうかね。かなり強そうな酒をイメージしちゃいます。
実はこの八塩折之酒ですが販売されているみたいです。数社の酒造会社で。私が調べたところでは300ml程度で3000円台から10000円以上のものまであります。価格は何度醸造したかによって高くなるみたいです。
たった300mlで3000円以上って馬鹿高です。ドブロクタイプの八塩折之酒は殆どヨーグルトです。ドロドロです。そして清酒タイプは色が真っ黄黄。何かメロンみたいなフレーバーなのだそうです。風の森より美味しいのでしょうか。
何度も醸造する訳だし、八岐大蛇もヘベレケになる位だから大変強い酒をイメージしますが、何度醸造してもアルコール度数は15度みたいです。それ以上は上がらないそうです。チョット飲んでみたいなぁー。
まぁーそれは良いのですが、この八塩折之酒はスサノオ命、奇稲田姫、手名稚命・足名稚命の4人の中で誰が造ったのでしょうか。
酒が日本で最初に造られた時代は縄文時代です。酒を造るには器が必要。旧石器時代には造れる筈が無い。
っとは言っても縄文時代には稲は無い。この時代の酒は山葡萄から造っていました。つまり日本の最初の酒はワインとなります。因みに世界最古の酒はビールの様です。ビールが飲めない私は余り興味は無いですけど。
それは兎も角として、八塩折之酒は米で造られていたと思われます。スサノオ命は高天原の田んぼの畦を壊しています。大月姫も殺しています。そこで稲を手に入れたと考えなれます。
あっ、そう言えば大月姫、もしくは保食神を殺したスサノオ命、月読命のどちらかに天照大神は稲を貰って高天原の狭田、長田に稲を植えています。
またまたそう言えば猿田彦尊は五十鈴川の上流にある狭長田に住んでましたね。狭田・長田と狭長田、偶然でしょうか。そして長くなるので説明は又の機会にしますが、サルタは稲田の意味合いもあります。天照大神も猿田彦尊も稲荷神の要素はあると思います。
私は天照大神は国津神で猿田彦尊だと思っています。沖縄のサダル神は老婆の神ですが、神はある程度性別は無視して良いと思います。この話は又の機会に致します。
続く。
猿田彦は女でもある?
また、なぜ東北では女神を祀るのでしょうか?確かに、関東は男神ですね。その力がすごいかも。武蔵て名前も重たい。栃木と福島の県境でもそうですが、朝廷が東国征伐の際に置くのは、大和側は男神、東北側は女神と決まっている?ものなのかどうか。
それも先住民の祖神とも関係しているように思います。私はエミシが母系社会からきていた民族なんじゃないかと。
天照大神の護符は毎年変えますけど、私の個人的な感覚なんですが、以前よりも祀ることの意味がないような気がしています…。
いつか志波姫神社に行ってみたいですね。
両性もっていると思って良いのでしょうね。ただ性差のよう全く同じなら一人で良いわけで、違う個性の合体と考えたら役割がちがうと思っていいのでは?もちろんその役割は交換も片方が奪う事も出来ないはず。それを両方手に入れようと思う所が人間的ですよね。どっちが偉いとか比較にならない個性として神を人間の考えるカテゴリーに分けることなありのままに受け入れた方がスムーズになりそうに思います。
ドロドロやどぶろくってのはとても好きなワードですね。保存の為大事だったのでしょうね。粕漬とか麹とかもう一つなんだったかなあ?ビールも発酵させるんですよね?ということで大事な知識を持つ方々のキーワードになるとも思います。ドイツおたくとしてはビールを日本で古代に作っていたならとても嬉しいです。新しい視点ありがとうございます。
そうそう昨日見たTVで物を水の滴る所に長期間おいていたらその物が水石灰分で石のようになっていました。外国でしたが石の神と言われる神も水の神であり、また石を拡大解釈すると金属の神にならないか?と妄想してます。
今回の記事を見てそれが頭の中に出てきました。全く関係なさそうに思うのですがタイミングが昨日なので書いておきますね。どんな物も石になってましたよ魔法のように、ただおそらく長い年月はかかるはずで、現代人には待てないでしょうけど。石の鏡が金属の鏡になるためにはどこか火のが関わりが強そうに思いますが古代なら水の関わりもあるのではないでしょうか?
ちょうどお水取りの勉強をしていて火の方が目立ちがちですが水も関わりそうですね。お水取りとの名も江戸時代に松尾という名字(本名かはわかりませんが)の芭蕉さんが付けたようです。何か思惑あったのでは?と思います。
どぶろくってお酒としての意味合い以外に何かなかったのか?気になっているところです。2939
やまたのオロチかもしれません。長男がやられて剣になり、娘は嫁ではなく拉致されてるかもしれませんよ。八人の娘ではなく八はこの一族の象徴だったと思います。鵜になったりもするとか?鳥羽には石鏡(いじか)という地名ありますけど鹿よりも石が八に近いようです。ミカヅチさんよりもフツさんのがオロチに近そうです。妄想ですがフツと太玉とオロチはかぶってきたらすごいですね。9659、9二つの挟まれた6と5
大変失礼しました。サルダ神ではなくてサダル神でした。今気がついて速攻で直しました。過去にも間違っていると思います。済みませんでした。
サダル神は杖を持った老婆の神です。猿田彦尊を祀る佐太神社の「佐太」は岬の意味との事ですが、「サダ」は「境」との事です。
猿田彦尊の身長は2.1メートルで鼻の長さは1.1メートル。私、猿田彦尊の鼻は杖を意味していると思います。
手長足長は諏訪、そして多分ですが秩父までは風神ですが磐梯山の手長足長は水神と風神となっています。もしかしたら水害から水神、つまり女神になった可能性もあると思います。
私は瀬織津姫ら祓戸四神はカモフラージュだと考えています。それは国津神・天照大神を天孫族の象徴とするのも一因だと思います。
何れ書こうと思っていますが、日本書紀には風神・級長戸辺命は級長津彦命と同神だと書いています。
自然神の要素がある国津神は、男女で区別出来ない点があります。これも聖婚の考えが見えます。
発酵って食物の長期保存には欠かせないと思います。古代の人たちは神威だと感じたはずです。大山祇神の妻神??・鹿屋野姫は草の神ですが、別名は野稚神です。やはり蛇です。どうして蛇が発酵の神なのか興味深いです。
櫛八玉神は水戸神・速秋津姫の孫、料理の神ですね。八の字が付いている点が興味深いです。
柚子房さんの気吹戸主の話から考えると面白い事がわかりそうですね。
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私の故郷・福島県いわき市ではかなり昔からタバコの栽培が盛んな土地で、母の実家でも栽培していました。かなり馬鹿でかい葉っぱで、この大きさならタバコなどいくらでも作れるなと思っていました。
そしてタバコの神様も存在する事を子供の頃に知って、ふざけているわぁーと思いましたわ。実際、鹿屋野姫を祀る神社は福島県に多く存在します。
何でタバコなんだと思っていましたが、漬物の神だからと言う理由なのでしょう。タバコも発酵させますので。
発酵は塩に次ぐ食の文化なのは間違いないですね。そして塩の神とも近い間柄だと思います。息子になるのかな。
私の故郷・福島県いわき市ではかなり昔からタバコの栽培が盛んな土地で、母の実家でも栽培していました。かなり馬鹿でかい葉っぱで、この大きさならタバコなどいくらでも作れるなと思っていました。
そしてタバコの神様も存在する事を子供の頃に知って、ふざけているわぁーと思いましたわ。実際、鹿屋野姫を祀る神社は福島県に多く存在します。
何でタバコなんだと思っていましたが、漬物の神だからと言う理由なのでしょう。タバコも発酵させますので。
発酵は塩に次ぐ食の文化なのは間違いないですね。そして塩の神とも近い間柄だと思います。息子になるのかな。