諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

認知症の父を騙そうとしてた男が、認知症になって商売を廃業していた。その2

2024年11月18日 09時54分44秒 | 不動産賃貸業
続きです。

その者の店舗は私の店舗から200メートル以内。鉄筋コンクリート造り。坪数も25坪。一見、良さそうなのですが、私は知っていました。その店舗の致命的な欠点を。

何とその店舗、半地下なのです。大雨が降ると必ず浸水します。私、何度もその光景を見ています。そして私が行った時も水かきの最中でした。

私は彼に声を掛けました。「店舗を見に来ました」と言って。

25坪で家賃五万円は格安ですが、雨が降るたびに浸水する。それを目の当たりに見て笑っちゃいました。だから、この男は「私の店舗を5万円で貸してくれ」と言ってきたのか。相手も一番知られたくない事実がバレて、不貞腐れている感じでした。

彼の職業はリサイクル関係と言っていましたが、実際は産廃業者です。その店舗では売れそうなゴミをヤフオクで売っている倉庫兼店舗でした。

こんなの常識ですが、産廃業者はヤクザ上りが多い職業です。貸してしまったら地獄が待っています。

その店舗を5.5万円で借りていたようでしたが、浸水するから安かったのに大家に対し浸水の損害賠償を請求すると言ってきました。やっぱりです。

この男は私の店舗を最初は5万円。店舗を取り換えるのなら7万円で交渉してきましたが、私は断りました。私の商売は水に大変弱い。半地下だから商売にもならない。

その男は私に「幾らなら貸してくれるのか」と聞きます。私は「A不動産屋では15万円なら貸せるだろうと言われたが、そちらではいくらまで出せますか」と質問。

彼は「分からない」と回答。それでは話にならないと思い、「この話は無かったもの」として帰りました。

そして暫くした或る日、あの中華料理屋の男から電話があった。私の父親あてにだった。

私は「私が話を聞いておきます」と返答。そしたら中華男は「父親にしか話せない」と言う。

私は「父は認知症の気かあります。まともな判断ができません。だから私が話を聞きます」と返答。

中華男はシドロモドロニになって、「店舗の件でリサイクル屋が借りたいと言っているので・・・」と口走る。

私は「その件は断わった筈でですが」と言うと、「それで私の父親に話がしたい」と。

「父は認知症で正確な判断ができないと言っています。だから私が話を聞くと言っているのですが。それでも父と話を進めると言うのでしたが、下手したら詐欺罪になりますよ」と返答。

中華男は暫く考えた後、「また電話します」と言って切った。

私は不安に駆られ父親に話を聞いた。そしたら「5万円で貸すつもりだ」と言う。はぉー、やっぱり、父親と接触していたのか。危ないところだった。

私は父に言った。「測量屋に貸している店舗は駐車場無しで14坪。それで家賃は8万円。あっちの店舗は3台の駐車場付き、倉庫付きで25坪。それを5万円で貸して欲しいと言っている。8万円と5万円ではどっちが高いの」と。

父親は「8万円」と。

私は「そうでしょ。あの中華屋はお父さんを騙そうとしているんだよ。だから、また電話が来たら全て息子に任せ居てるからと言って断って。そうしないと大変な事になるよ」と。

父親はボッーっとした表情だったが、「そうする」とは言ってくれた。


続く。


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