平成31年3月9日
スマホの学校持ち込みについて
津山市議会3月定例議会の一般質問で問う
【質問】
2月19日、柴山昌彦文部科学大臣の記者会見で、学校へ持ってくることを解禁する主旨の発言がでております。
大阪府では、来年度の平成31年4月から解禁の動きがでております。
津山市教育委員会の考えをお尋ねします。
【答弁】
本市では「学校における携帯電話の取扱い等」に関する指導指針を平成21年2月に策定し、各校へ示しています。
指針では、学校への携帯電話やスマートフォン等の持込みは原則として認めておりませんが、一定の理由・事情があれば、保護者からの申請により持込みを許可しております。
その際には、校内での使用は禁止し、学校が預かったり、目に触れることのないように自己管理したりすることを定め、指針に沿った指導を行っております。
本市では、スマートフォン等の長時間利用が大きな課題であり、現在、対策を進めているところであります。
また、大規模地震発生を想定した避難訓練や引き渡し訓練も実施し、大阪府で課題となった緊急時の連絡体制も確立しています。
したがって、津山市教育委員会としましては、現在のところ、直ちに指針を変更することは考えておりませんが、今後、国や県の動向を注視して参りたいと考えております。
【意見】
9年前の平成21年2月に策定した、「学校における携帯電話の取扱い等」に関する指導指針を基に進め、指針は変更しな旨の答弁でした。
当時は、スマホもほとんど普及してない時代であり、学校教育環境もデジタル教科書の導入や、タブレット端末の活用した授業を取り入れて進める考えがなかった時代です。
ちなみに、Iphone 3Gが日本で販売されたのは、2008年(平成20年)6月10日です。
指針を引き継ぐとこは重要ですが、電子機器の機能はめまぐるしい変化をしています。
時代に即応するため、せめて「指導指針」は見直します。
との答弁が出てもいいのではないでしょうか?
残念です。
学校における携帯電話の取り扱い等」に関する指導指針「津山市教育委員会-平成21年2月26日」
3月9日の山陽新聞の記事