平成31年3月21日
津山市議会3月定例議会の報告です。
谷口市長より、津山市教育委員会教育長選任議案が上程され、有本教育長が賛成多数で承認されました。
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質問(安東伸昭)
議長の発言許可がありましたので、教育長 任命の人事議案に関する質問をさせていただきます。
谷口市長から提案理由の説明をお聴きしましたが、市長が、施政方針で述べられた、市政運営の基本的な考え方の中で、「多様な教育機会が得られる津山へ」を確実に実行していくためには、教育長の果たす役割は、大変重要となります。
そこで、本議場に有本教育長がおられますので、これまでの1年を振り返りながら、今後3年間の任期中に津山市の教育について、どこを目指し、どのような方針のもとに進めるかをお尋ねします。
答弁(有元教育長)
私は、昨年4月に教育長を拝命し、1年が過ぎようとしておりますが、この間、議員の皆様方をはじめ、多くの方々との出会いとご支援をいただきながら、津山市の教育の諸課題の解決並びに更なる充実・発展に向けて、全力で取り組んでまいりました。
特に、最重要課題である学力向上や規範意識の定着などについては、十分な成果が表れてはおりませんが、関係者等との対話を大切にしながら、学校・家庭・地域が課題を共有し、一体となって子どもを育てる体制や環境づくりを推進してまいりました。
今後、本市が重点化して取り組むべき課題について、一定の道筋を付けることができたと思っております。
次に、私が目指す今後の本市の教育の方向・方針についてでありますが、学校教育においては、子どもたちが、自らの将来を自らが切り拓く力やふるさと津山を愛し、地域や社会に貢献できる力を育むため、本市にとって喫緊の課題である「学力や不登校・長期欠席」と「規範意識」の改善に全力で取り組んでまいります。
そのためには、「落ち着いた学習環境づくり」や「教員の授業改善」「家庭での生活習慣の改善」「学習習慣の確立」「社会性・自己肯定感の醸成」の5つのポイントに焦点化して、具体的な取組の徹底による成果を目指し、強い信念を持って挑戦してまいります。
また、社会教育・生涯学習においては、少子高齢化・人口減少社会の中で、新たな人づくりや地域づくりが求められています。
人と人とのつながりの大切さを再確認するとともに、一人一人の豊かな生きがいづくりと活力のあるまちづくりを目指して、子どもから高齢者までが集う公民館活動や歴史・芸術文化・スポーツ活動の更なる情報発信と充実・発展に努めてまいります。
希望にあふれ、活力ある津山の未来を創造するための土台は、まさに人づくりであります。津山に生まれ育って良かった、津山に住んで良かったと実感できる人づくり、地域づくりに全力で邁進する所存であります。
議員各位をはじめ、市民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、私の今後の教育方針とさせていただきます。
質問(安東伸昭)
教育委員会はもとより、津山市の関連部局が「統一した志の基に」津山市の教育行政を進めていただくよう要請して私の質問を終わります。
質問に立とうとすると、議員席より「ざわざわしたヤジが飛ぶ」
私は、教育委員会制度の改定により、地方議会での教育長選任議案の審議内容について確認したところ、半数の議会で教育長が所信表明を行っています。
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真庭市では、教育長の所信表明がホームページで公開されています。(平成29年4月28日)
#教育長の所信表明
津山市議会3月定例議会の報告です。
谷口市長より、津山市教育委員会教育長選任議案が上程され、有本教育長が賛成多数で承認されました。
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質問(安東伸昭)
議長の発言許可がありましたので、教育長 任命の人事議案に関する質問をさせていただきます。
谷口市長から提案理由の説明をお聴きしましたが、市長が、施政方針で述べられた、市政運営の基本的な考え方の中で、「多様な教育機会が得られる津山へ」を確実に実行していくためには、教育長の果たす役割は、大変重要となります。
そこで、本議場に有本教育長がおられますので、これまでの1年を振り返りながら、今後3年間の任期中に津山市の教育について、どこを目指し、どのような方針のもとに進めるかをお尋ねします。
答弁(有元教育長)
私は、昨年4月に教育長を拝命し、1年が過ぎようとしておりますが、この間、議員の皆様方をはじめ、多くの方々との出会いとご支援をいただきながら、津山市の教育の諸課題の解決並びに更なる充実・発展に向けて、全力で取り組んでまいりました。
特に、最重要課題である学力向上や規範意識の定着などについては、十分な成果が表れてはおりませんが、関係者等との対話を大切にしながら、学校・家庭・地域が課題を共有し、一体となって子どもを育てる体制や環境づくりを推進してまいりました。
今後、本市が重点化して取り組むべき課題について、一定の道筋を付けることができたと思っております。
次に、私が目指す今後の本市の教育の方向・方針についてでありますが、学校教育においては、子どもたちが、自らの将来を自らが切り拓く力やふるさと津山を愛し、地域や社会に貢献できる力を育むため、本市にとって喫緊の課題である「学力や不登校・長期欠席」と「規範意識」の改善に全力で取り組んでまいります。
そのためには、「落ち着いた学習環境づくり」や「教員の授業改善」「家庭での生活習慣の改善」「学習習慣の確立」「社会性・自己肯定感の醸成」の5つのポイントに焦点化して、具体的な取組の徹底による成果を目指し、強い信念を持って挑戦してまいります。
また、社会教育・生涯学習においては、少子高齢化・人口減少社会の中で、新たな人づくりや地域づくりが求められています。
人と人とのつながりの大切さを再確認するとともに、一人一人の豊かな生きがいづくりと活力のあるまちづくりを目指して、子どもから高齢者までが集う公民館活動や歴史・芸術文化・スポーツ活動の更なる情報発信と充実・発展に努めてまいります。
希望にあふれ、活力ある津山の未来を創造するための土台は、まさに人づくりであります。津山に生まれ育って良かった、津山に住んで良かったと実感できる人づくり、地域づくりに全力で邁進する所存であります。
議員各位をはじめ、市民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、私の今後の教育方針とさせていただきます。
質問(安東伸昭)
教育委員会はもとより、津山市の関連部局が「統一した志の基に」津山市の教育行政を進めていただくよう要請して私の質問を終わります。
質問に立とうとすると、議員席より「ざわざわしたヤジが飛ぶ」
私は、教育委員会制度の改定により、地方議会での教育長選任議案の審議内容について確認したところ、半数の議会で教育長が所信表明を行っています。
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真庭市では、教育長の所信表明がホームページで公開されています。(平成29年4月28日)
#教育長の所信表明