平成29年11月20日 13:30から
観光新考 地方創生時代の観光戦略を探る
山陽新聞本社さん太ホール
基調講演
「観光先進国を目指して」
田村明比古観光庁長官
パネルディスカッション
コーディネーター:阿部宏史岡山大大学院教授
パネリスト:大森雅夫岡山市長、森本卓寿JR西日本岡山支社長、村橋克則せとうち観光推進機構事業本部長、森田恵子おかやまアナウンス・ラボ代表取締役
岡山で都市活性化フォーラム 訪日客の県内誘致へ方策探る
おかやま都市活性化フォーラム「観光新考 地方創生時代の観光戦略を探る」(山陽新聞社主催)が20日、岡山市北区柳町の同社さん太ホールで開かれた。
市民や観光事業者ら約300人が参加し、急増する訪日外国人旅行者の県内誘致に向けた方策などを探った。
パネル討論では、阿部宏史岡山大大学院教授をコーディネーターに、大森雅夫岡山市長、森本卓寿JR西日本岡山支社長、村橋克則せとうち観光推進機構事業本部長、森田恵子おかやまアナウンス・ラボ代表取締役の4氏が意見交換した。
大森市長は「海外の旅行会社に聞くと、桃狩りなどわれわれが思いも寄らないことが外国人の心を捉えることが分かってきた」と話し、今後は郷土の歴史やアートを絡めた新しい観光の形を模索していくと強調。
森田氏は「岡山には優れた農産物や工芸品など多くの観光資源がある。訪日客に伝えるには、まず私たちがその魅力を知ることが大切」と訴えた。
森本支社長は、6月にデビューしたJR西日本の豪華寝台列車「瑞風(みずかぜ)」を引き合いに「観光客の感動を呼ぶには地域の産品やおもてなしを組み合わせることが重要」と指摘。
村橋本部長は「各地の観光政策は『ゆるキャラ』をつくるなど同一化の傾向がある。文化や歴史など地域がもともと持っている魅力をもっと磨くべきだ」と語った。
山陽新聞主催ということで、今回のフォーラムの内容は、12月中旬に詳細が山陽新聞に掲載されます。
フルーツ生かした観光振興で一致 知事と岡山市長が懇談
伊原木隆太知事と大森雅夫岡山市長が政策課題について話し合う懇談会が20日、岡山県庁であり、県産フルーツを生かした観光振興に連携して取り組むことで一致した。
知事は、JR西日本などと4~9月に展開した観光企画「おかやまハレいろキャンペーン」の後継として、2018年度はフルーツを活用した企画を検討していると説明。
「後楽園や岡山城周辺でキャンペーンに沿った取り組みを連携して行いたい」と提案した。
市長は、後楽園と岡山城の集客で連携している県と岡山市の協議会を生かし「フルーツイベントも一体的に取り組んではどうか」と応じた。
平成30年のキーワードは「フルーツパフェ」になりそうです。