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酔客の線路転落 6割が「ベンチから立ち上がり直行」

2015-04-01 | 健康タオル
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若い頃、得意先回りの大阪で取引先の社長と飲み阪急電車で京都まで・・・

途中で酔いが回り、座席でそのまま爆睡してしまい・・・終点の河原町へ

車掌さんに起こしてもらい・・・「この電車桂駅まで行きますか?」と

「この電車は終電で桂駅は止まりますよ」といわれ、そのまま乗車し帰宅したことがありました。


よくよく考えてみれば、よくぞ貴重品も取られずに済んだものだと思いますね。

アルコールによる失敗談は、誰しも一度や二度はあると思いますが、

時たま、取り返しのつかない駅のホームでの事故がありますよね。

各運行会社は色々と対策を講じているようですが、

JR西日本が事故のビデオ映像で分析したところ、

酔客の転落や接触事故直前の行動に特徴があるのが見つかったといいます・・・

その分析を今後の事故防止に役立たせる方針のようですが、

先ず、私達アルコール崇拝者は、

「飲んでも飲まれない!」この精神力を持ってアルコールを楽しまなければ駄目なんじゃないでしょうか。


今朝は、この記事を転載してみようと思います。

~以下、3月31日読売新聞夕刊より抜粋~

酔客の線路転落 6割「直行」

 駅のホームから転落する酔客のうち6割は、ベンチから突然立ち上がるなどして、線路に向けて一直線に歩いていることが、JR西日本調べでわかった。転落する客の多くには前兆行動があることも判明。花見などで飲酒の機会が増える時期、JR西は結果を予防策に生かす方針だ。
JR西分析 ベンチ・柱から突然
酔客がホームから転落するパターン
 国土交通省によると、2013年度ホームの乗客が絡む人身事故は全国で221件起き、10年前から倍増。そのうち酔客は約6割を占めている。

 そのため、同社の安全研究所(大阪市)が、同社と大阪市営地下鉄で起きた酔客が絡んだ転落・接触事故56件について、ビデオ映像で分析した。

 その結果、ベンチに座っていたり、柱にもたれたりしていた客が突然真っすぐ線路に向かってホームを歩き出し、落ちる例が33件。ホーム端で立つなどしていた酔客がバランスを崩す例が17件で、ホームの端を歩いていて足を
乗客の行動検知など対策へ
踏み外すケースは6件だった。

昇降式柵 高槻駅にも

 JR西日本は、転落防止用に開発し、東海道線六甲駅(神戸市灘区)で試験運用中の水平ロープを使った昇降式ホーム柵について、新たなホームを建設している同線高槻駅(大阪府高槻市)に、来春をめどに設置することを決めた。この柵は、ホーム上の支柱に5本のロープを水平に渡し、電車の到着・出発に合わせてロープが昇降する仕組み。転落防止用のホーム柵は、電車の扉位置に対応する出入口を固定させたスライド式ホームドアが一般的だが、昇降式は、1両当たりの扉数の異なる電車が、同じホームに入った場合も、対応できるという。

 ベンチに座っていた客の事故例が多いことを重視したJR西は1月、新大阪駅のベンチを、線路の向きと直角になるよう置き換えた。ホームの狭い駅では通行の邪魔になるため、今後はホームの広い駅を中心に、置き換えを進めるという。

 調査では、転落前の動きが確認できた46件中41件で、転落前に「上半身を前後に揺らす」、「千鳥足」、「柱や壁にもたれかかる」などの危険信号があることもわかった。JR西は駅員向けのハンドブックにこれらの動きを示し、該当客に声をかけるよう求めている。

 このほか、今年夏に大阪環状線京橋駅で導入を予定する乗客の異常行動を検知して、警報を鳴らす映像システムに、「上半身を前後に揺らす」などの動きのデータを登録する。

 転落事故の場合、動き出してから落ちるまで数秒しかないケースが大部分だが、JR西は「混雑したホームでも転落しやすい乗客を事前に把握でき、駅員が注意すべき人を見つけやすくなる」としている。
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