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今朝の新聞を読んでいて、「家族」・・・とは・・・と考えさせられました。
結婚し、当たり前のように子供を授かり、
その子供に四苦八苦しながらも、社会人として送り出しました・・・
自分たちの生活が苦しくても、自分たちが出来なかった分
なんとしてでも応援してやりたい・・・との気持ちが強かったように思います。
でも、それは血を分けた「わが子」やったからなんだと思います・・・が
新聞を読んでいて、「もし、血縁関係のない子であればここまで出来たんやろか・・・」と考えてしまいました。
ある意味恵まれていたかも知れない私には・・・残念ながら、答えが見つかりません・・・
私の知人にも、長い年月不妊治療を行っていたご夫婦がいました。
何時の頃か・・・そのご夫婦に女の子が・・・
自然の流れとして、聞くこともせず・・・と云うか、聞けなかったのですが・・・
今では幸せな家庭を築かれています。
家族の定義なんて、ないんでしょうね・・・
一緒に笑い・・・一緒に泣き・・・時には、真剣に喧嘩もし・・・
でも、いつの間にかなくてはならないお互いの結びつきが家族なのかもしれません。
今朝は、新しい形の家族についての紹介記事を転載してみようと思います。
~以下、4月24日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
新しい家族の形
揺
れ
る
命
我が子は特別養子縁組
「ふうちゃん、弟だよ」。熊本市にある慈恵病院の一室。看護師が生まれたばかりの赤ちゃんを見せると、3歳の幸せに満ちた新たな命の誕生。けれど、ここにいる4人に血のつながりはない。赤ちゃんは、予期しない妊娠をした女性から、病院を通じて夫婦に託された。
奥田秀人さん(43)と初恵さん(38)は18年前に結婚。初恵さんが30歳の頃から4年間不妊治療を続けた。体外受精を7、8回試み、3回流産。流産や死産を繰り返す不育症と診断された。

生まれたばかりの赤ちゃんを囲む奥田さん一家
(熊本市の慈恵病院で)
昨年6月、楓馬君の3歳の誕生日を期に、告知を始めた。「ふうちゃんは、ママのおなかが壊れていたから、毎日神様にお願いしていたら来てくれたんだよ」。理解しているかはわからないが、乳児院の前を通るたび、楓馬君に「赤ちゃんの家。ふうちゃんはここにいたんだよ」と話す。
奥田夫婦は特別養子縁組制度を使って子供たちを迎えた。特別養子縁組は、何らかの事情で生みの親と暮らせない6歳未満の乳幼児が、血縁関係のない別の夫婦と親子関係を結ぶ制度。実子として戸籍に載る。
秀登さんは「この前、楓馬が『それやめなさいよ、あなた!』って妻に言ったんです。僕そっくりの口調で。一緒に住んでいると顔まで似てくる」と話す。赤ちゃんを抱っこしながら、初恵さんがほほ笑んだ。「血のつながりに関係なく、当たり前にそばにいて日々の生活の中で形作っていくのが家族じゃないでしょうか」
厚生労働省によれば、年間の出生数約100万人に対し、中絶は約18万6000件に達する。乳児院に預けられた子供は約3000人、児童養護施設には約2万8000人が暮らす。一方、不妊治療を受けているカップルは30万組。40代半ばを過ぎても、あきらめきれずに治療を続ける人も多い。精子や卵子提供といった技術が、半分だけ血のつながった子供を産むことをも可能にした。医療技術の進歩が「血のつながった我が子を」という思いを加速させている面もある。わが子とは何だろう。血縁を超えた新しい家族の形を考える。