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味覚が変だと思ったら、先ず一般の耳鼻咽喉科へ!

2015-04-07 | 梅肉エキス
血液をサラサラにすることにより<br>
        身体の中から活力がわきます<br>
          飲み続けることで<br>
              インフルエンザの予防も・・・





先日、食事中に、どうも薬の味がしているんです・・・なんで?・・・

そこで気が付いたんですが、

何のことはない・・・その日の午前中に歯の治療で、詰め物をしてもらっているから、

その薬の味が染み出てきているようなんですね。


一瞬、「ひょっとして味覚障害?!」なんて考えたりしてね・・・

私の場合は、大丈夫やったんですが、本当に味覚障害の方は大変なんやろねぇ~と思いましたね。

味が変わってしまったり・・・味がわからなくなってしまったりと。

たとえ、味覚障害は亜鉛不足といわれても、

亜鉛と言われたら、私なんかは牡蠣(カキ)くらいしか思い浮かばないですが、これも季節的なものですし・・・

牛肉の赤身肉にも多いらしいのですがカロリーが高いという欠点もありますし・・・

家庭での摂取って難しそうですよね。

だからと言って、独自の判断でサプリメントなどにより勝手に摂取したりすれば過剰症などの症状が出ることも・・・

過剰症の症状としては、吐き気などの症状や、どのような症状なのかわかりませんが急性亜鉛中毒、

さらに慢性的に多い量を摂り続けていると免疫障害や神経障害、

銅や鉄の吸収を阻害するようになる可能性が高くなるらしいです。

先ず、味覚が変だと気が付いたら、近くの耳鼻咽喉科へ行ってみるのが一番のようです。


今朝は、味覚障害の専門医への一問一答の記事を転載してみようと思います。

~以下、8月14日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
味覚を守る  


 亜鉛を薬で補う治療中心
Q&A

 兵庫医大耳鼻咽喉科講師

任 智美さん
任智美さん

 2002年、兵庫医大卒。ドイツ・ドレスデン大耳鼻咽喉科嗅覚味覚クリニックへの留学などを経て14年4月から現職。専門は味覚障害、小児難聴。

 味覚障害について、専門外来を担当する兵庫医大耳鼻咽喉科講師の任智美さんに聞きました。

 ――どんな症状が起きますか。

 「味がわからない、何も食べていないのに口の中で味がする、などです。本来の味覚は、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の五つの基本味を舌が認識する能力ですが、食べ物の味わいは、においや音などでも深くかかわっており、舌が正常でも、味がおかしいと訴える患者さんもいます」

 ――どんな検査を行いますか。

 「血液検査で、味を識別する細胞の新陳代謝に必要な亜鉛が足りているかなどを調べます。専門外来では、甘味や塩味などそれぞれの味をどの程度識別できるかを調べる舌の検査も行います。ただ、検査だけで症状の程度を判断するのは難しく、患者さんの訴えが重要な手がかりです」

 ――なぜでしょうか。

 「血液中の亜鉛の値は正常でも、体全体では不足している場合もあり、薬で亜鉛を補うと改善するケースも珍しくありません。舌が味を識別できていても、味がおかしいなど訴えが強い場合は、ストレスやうつが原因の味覚障害や嗅覚が落ちたことによる味わいの変化を疑います」

 ――どう治療しますか。

 「亜鉛を薬で補う治療が中心です。半年から1年は続ける必要があります。7割以上の患者さんは改善が確認できますが、亜鉛のほかに有効性が証明されている治療がないのが課題です」

 「食事も指導します。亜鉛は、さまざまな食材に含まれており、バランスの良い食事をとることが大切です。亜鉛を体内から排出してしまう働きを持つ食品添加物もあるので、加工食品に偏らないようにしましょう」

 ――高齢になると味覚障害が起きやすいのですか。

 「聴覚や嗅覚に比べて、味覚は年齢の影響を受けにくいです。私たちの専門外来で、65歳以上の高齢者と65歳未満の患者さんを比較した調査では、65歳未満では食事による亜鉛不足が多かったのですが、高齢者では、薬が最大の原因でした。高血圧や糖尿病など様々な病気で、味覚に影響する薬を何種類も飲んでいます」

 「この調査では、高齢者だと若い人より治療期間が長くなりますが、最終的な改善率は変わりませんでした。食事がおいしくないと、食欲の減退につながったり、味付けが濃くなって塩分過多になったりします。年のせいとあきらめないで治療を受けてほしいです」

 ――どこを受診すればよいですか。

 「まず、一般の耳鼻咽喉科を受診して下さい。基本の血液検査や、舌を含めた口の中の様子を診察し、亜鉛を補う治療も出来ます。治療効果が乏しかったり、さらに詳しい検査が必要だったりする場合は、専門外来で対応します。味覚障害を専門とする医師は少なく、専門外来がない地域もあります。全国的な治療体制作りが今後の課題です」

(中島久美子)

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