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がん細胞を「兵糧攻め」?!・・・動脈塞栓術

2017-02-13 | 梅肉エキス
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ここ二日ほど、また風邪を引いたようで昨日は、さすがに午前中横になってました・・・

私の場合、やはり運動の後の着替えをやらないのがダメなようですね・・・

ただ、この時期少しくらいの汗をかいても着替えるまでもないか・・・と考えてしまうんです。

結果、毎回同じように風邪気味となってしまう・・・学習できてないんですよね・・・(^-^;


話は変わりますが・・・

私の知人で6~7年前に胃がんの手術をした方がいるんですが、

昨年の秋に依頼しなければいけないことがあり、電話をしたんですね・・・すると声がガラガラなんです。

聞けば、昨年の夏に肺に癌が転移していたのがわかったらしく、

内視鏡での手術をしたため声帯が変になってるので元に戻るまで7・8か月かかるらしいと・・・

一日も早く、元の声を取り戻せますように・・・と同時に、

手術方法も色々な方法があるんや、まして喉から肺の手術って初めて聞きましたね・・・


そのがんの治療法の話なんですが、がんの治療法に「動脈塞栓術」という治療法があるのをご存知ですか?

がん細胞に栄養を届ける血管を樹脂で塞ぎ・・・がん細胞を兵糧攻めにするという方法らしいんです。

今朝は、この治療法に関する記事を転載してみようと思います。

~以下、2月12日読売新聞朝刊より抜粋~

 がん細胞に栄養を届ける血管を塞ぎ、進行を抑える治療法が「動脈塞栓術」だ。体への負担が少なく、腫瘍が消えるケースも報告されている。主に肝臓がんで広まっているが、他のがんへの応用も期待されている。 (諏訪智史)
 がん細胞は、周囲の血管(動脈)から、栄養と酸素が含まれた血液を補給し、成長する。動脈塞栓術は、その血管に直径1㍉未満のカテーテル(管)を挿入して球状の樹脂で塞ぎ、がん細胞を”兵糧攻め”にする治療法だ。樹脂1個の直径は50~150㍃・㍍(マイクロは100万分の1)。この樹脂に抗がん剤を染み込ませ、がん細胞に徐々に放出することも出来る。

 手術は部分麻酔で行い、入院は3泊4日ほどで済むケースが多い。

血管塞ぎ がん細胞「兵糧攻め」

動脈塞栓術の様子

IGTクリニックで行われた動脈塞栓術の様子(堀院長提供)
動脈塞栓術のイメージ図

動脈塞栓術

体の負担少なく 仕事と両立も
抗抗がん剤も全身に投与する場合の半分以下でよく、少ない副作用で効果を得られる利点がある。

 この治療法は1980年代に日本で始まった。2013年以降、血管を塞ぐのに適した樹脂が医療機器として国に承認されると、肝臓がんを中心に実施する医療機関が増えてきた。

 「IGTクリニック」(大阪府泉佐野市)の堀信一院長はこの治療法の第一人者だ。来院するのは通常の抗がん剤や手術による治療が難しい患者が多く、肝臓がんや乳がんなど年間900~1000例の手術を手がけている。

 「仕事と両立しながら治療できた。副作用もほぼなく、本当に楽だった」。同クリニックで乳がんの治療を受けた大阪府内の大学非常勤講師の60代女性は、そう喜ぶ。

 女性は09年、乳房内に複数の腫瘍が見つかり、診断を受けた病院で乳房の全摘出を勧められた。しかし、手術を受けることに抵抗感を持ち、友人から紹介された同クリニックで動脈塞栓術を受けた。

 その結果、乳房内の腫瘍は完全に消失。14年にリンパ節への転移が見つかったが、それも同じ手法で治療でき、現在も仕事を続けながら定期的に通院している。

 堀院長によると、余命半年とされた患者が3年以上生存するケースもあったという。「入院期間が短く、何度も治療できるのが利点。悪性のがん細胞を優先的に治療して進行を遅らせることで、なるべく楽に長生きしてもらうことを目指している」と話す。

 大阪大病院の大須賀慶悟・IVRセンター長は「既存の治療法を塗り替えるわけだはないが、普通の治療が出来ない患者に対する選択肢として有望だ」と話す。

 一方、臓器にとって必要な血管を塞ぐと臓器が傷つく恐れがある。肝臓は、動脈(肝動脈)のほかに「門脈」という血管からも血液の供給を受けているのでこの治療法が使いやすいが、それ以外のがんで実施する医療機関はまだ少ない。

 順天堂大順天堂病院(東京都)放射線科の桑鶴良平教授は「原理的には肺がんなどでも実施でき、実際に有効な症例もあった。カテーテルを使う放射線科医の間では動脈塞栓術の有効性が知られているが、それ以外の医師にも理解を広げていくことが重要だ」と指摘する。
コメント
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