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毎月1回、娘のところは下のチビを連れて神戸の子供病院まで健診に行くのですが、
1月の検診の時、先生が薬を増やす話をされたらしいんです・・・
薬を飲むと胃の調子がおかしくなるのか、いつもは嫌がっているチビが・・・
「それを飲んだら、早く良くなるんだったら飲む」・・・と言ったらしいんですね・・・
この話を聞いた私たち夫婦は、切ない気持ちになりました・・・
やはり膝やくるぶしに痛みがあるようでチビなりに決断したんだと思います。
この痛みを、一日も早く取り去ってやってほしいと願わずにはいられません。
今朝は、大人の関節リウマチに関する記事を転載してみようと思います。
~以下、2月1日読売新聞夕刊より抜粋~
関節リウマチ
関節リウマチは、関節がこわばり、腫れなどの炎症が起きる病気です。進行すると関節が変形して動かなくなり、歩行が困難になるなどQOL(生活の質)が著しく低下する可能性があります。近年は新しい薬が登場したこともあり、治療は大きく進展しています。
骨むしばまれ 腫れや変形
喫煙・歯周病菌 発症リスク
なぜ起きる?
関節は「滑膜」という膜に包まれています。骨同士のつなぎ目の部分は、クッションの役割をする軟骨で覆われています。滑膜にある免疫細胞が炎症の原因となる物質を出し、滑膜が炎症を起こして厚くなって、軟骨や骨が壊れるのが、関節リウマチです。
ウイルス感染などがきっかけになるとも疑われていますが、なぜこうしたことが起きるのかは不明です。患者の調査からは、遺伝的にある特定のタイプのたんぱく質を持っていると発症しやすいとされています。また、喫煙習慣があったり、歯周病菌を持っていたりすることもリスクとなります。これらが複数組み合わされると病気になると考えられています。
どんな症状?
初期は、朝方に関節がこわばり、進行すると腫れや痛みが出てきます。最終的には関節が変形して固まり、曲げ伸ばしが難しくなります。治療すれば変形は防げますが、放置すると患者の半数は4年で関節が変形するまでになると言われています。手足の指や膝などに発症することが多く、指では第2、第3関節に頻発します。左右対称に発症部位が広がっていくのも特徴です。
微熱、倦怠感などの全身症状が出ることもあります。
国内の患者数は70万~100万人と推定されています。女性の方が男性よりも3倍ほど多く、30~50歳代で発症するケースが目立ちます。
どう治すの?
まずは薬を使って治療します。免疫を抑える「メトトレキサート」などの抗リウマチ薬が主流です。症状に合わせて、炎症を抑えるステロイド剤や、痛み止めなども使います。いずれも飲み薬です。1~3か月ほどの服薬で効果がなかった場合には、2000年代になって登場した「生物学的製剤」を使います。炎症を引き起こす物質の働きを妨げるもので、高い確率で病気の進行を抑えられます。
毎月の薬代は、メトトレキサートは数千円ほどですが、生物学的製剤は5万円以上かかることもあります。
薬で進行を抑えられてお、薬をやめると5~7割の人が再発します。再び薬を始めれば、症状を抑えることはできます。
関節が壊れると、薬の治療では改善が見込めないため、手術します。壊れた軟骨や骨を削り、金属やポリエチレンなどでできた人工関節に置き換えます。肩、ひじ、膝などの比較的大きな関節が対象となります。
予防には?
身近なところでまずできるのは禁煙です。喫煙習慣は、歯周病菌を増やすからです。服薬中の喫煙が、薬の治療の効果を下げるという報告もあり、予防だけでなく、治療にも大切になってきます。口の中を清潔に保ち、腸内環境を整えることも効果的です。ウイルスの感染を防ぐために、十分な睡眠と休養、栄養バランスのとれた食事も大事です。もし発症したら、関節に過度な負担をかけないよう心掛けましょう。
田中敏郎
大阪大附属病院
免疫アレルギー
内科寄付講座教授
大阪大附属病院
免疫アレルギー
内科寄付講座教授
関節リウマチは発症から1~2年が最も進行速度が速いことが分かっています。変形した関節を元に戻すことは非常に困難で、初期の治療でどれだけ進行を抑えられるかが鍵になります。