日々のパソコン案内板
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今朝の新聞を読んでいて、少々反省しました・・・
というのも、最近の私は対面での会話よりスマホ利用が多いのではないのか・・・と
今まで、仕事のやりとりでものっけからメールを送ってくる営業マンに
少なからず苛立ちみたいなものを感じて居りました・・・が、
現在の私は・・・と云えば、まだまだ電話などの会話が多いとはいえ、
メールよりもさらにLINEなどSNSでのやりとりが当たり前になりつつありますね・・・
人の心をくみ取るには、やはり「面と向かい合って会話をする」ことだとは解ってるんですが、
気が付いてみるとICTに翻弄されつつある自分がいるんですね・・・
このままでいけば、コンピューターに使われてしまう将来の私が見えてきてしまうんです・・・
少しは、かつての人の心に戻る努力もしなくては駄目かもしれませんね。
今朝は、コミュニケーションについてのコラムを転載してみようと思います。
~以下、3月5日読売新聞朝刊より抜粋~
英語圏以外の国への旅行は何度か経験があるが、大概、困ることも多いが助けてくれる人も多い。道に迷ったりレストランのメニューが読めなかったりしても、何とかなった。ただ、不測の事態に直面すると、やはり言葉の壁による不安が大きい。
あの乱気流の後、国内で電車内の放送が気になり始めた。事故や雪などで運行が止まってしまったとき、車掌が原因や見通しを伝えてくれる放送は普通、日本語だけだ。いつ動くか分からない電車の中で「乗り継ぎに間に合うか?」などと不安になる外国人観光客もいるのではないか――。
ただ、近年はスマートフォンが普及し、地下でインターネットにつながる場所も増えたのが心強い。遅延状況は鉄道会社のサイトに数カ国語で表示され、社内の電光板にも英語で流れる。ある時、「お客様対応のため遅れています」という放送を聞いて「『対応』って何?」と不可解だったが、ふと目に入った電光表示は「customer trouble」(客のトラブル)。英語の方が分かりやすいくらいだ。
スマホは便利だ。素晴らしい技術だと思う、ただ、電車内で気が付くと周囲の誰もがスマホを操作している光景は、私にはどこか異様に見えてしまう。スマホがないと「友人とつながれない」という中高生の話などを耳にすると、人間が技術を利用するのでなく、技術に縛られているようで気持ちが悪い。
携帯電話を持たない人は、今ではかなり少数派になった。その一人、野生チンパンジーの研究に取り組む中村美知夫・京都大准教授(45)に「周りが皆、LINEなどで頻繁に連絡を取り合っていると、自分だけ取り残された気はしませんか?」と尋ねてみると、「それはないですね」と、あっさり否定された。
「なんとなく連絡を取り合って分かった気になり、直接会う時間が減ってはいないでしょうか。サルやチンパンジーは『毛づくろい』、人間は『面と向かってしゃべる』がコミュニケーションの基本。相手の反応を見ながら話すのと、文字列のメッセージでは気持の伝わり方が違うでしょう。最近、わざわざ会って話すのをおっくうに感じる人が、増えている気もします」
中村さんは、研究のためによく訪れるタンザニアの携帯電話は持っている。「公衆電話もないので、政府の人と連絡を取ったりするのに必要なんです。でも、日本で持ちたいと思ったことはありません。特に嫌がっているわけでもないのですが」
どんなに技術が進歩しても、互いの気心を知るうえで「面と向かって話す」のに勝るコミュニケーションはないだろう。それは、友人同士だけでなく、外国人観光客の「おもてなし」でも同じだと思う。どの都市でも、一昔前に比べると、外国人が迷わず快適に動けるようになってきたがそれで安心しすぎず、「困っていないか?」と気遣う心は忘れないようにしたい。
というのも、最近の私は対面での会話よりスマホ利用が多いのではないのか・・・と
今まで、仕事のやりとりでものっけからメールを送ってくる営業マンに
少なからず苛立ちみたいなものを感じて居りました・・・が、
現在の私は・・・と云えば、まだまだ電話などの会話が多いとはいえ、
メールよりもさらにLINEなどSNSでのやりとりが当たり前になりつつありますね・・・
人の心をくみ取るには、やはり「面と向かい合って会話をする」ことだとは解ってるんですが、
気が付いてみるとICTに翻弄されつつある自分がいるんですね・・・
このままでいけば、コンピューターに使われてしまう将来の私が見えてきてしまうんです・・・
少しは、かつての人の心に戻る努力もしなくては駄目かもしれませんね。
今朝は、コミュニケーションについてのコラムを転載してみようと思います。
~以下、3月5日読売新聞朝刊より抜粋~
会話は対面が一番
もう17年余り前のことだが、トルコへの出張から帰国すると中、乗っていた飛行機が乱気流に遭遇した。離陸前に恒例のシートベルトや酸素マスクの説明は英語で聞いた覚えがあるが、上空で激しく揺れ始めた後の機内放送がトルコ語だった。トルコなまりの英語も混じっていたのかも知れないが、スピーカーから聞こえる乗員の声は興奮した口調で、私には聞き取れなかった。よくある乱気流なのに、段々「深刻な故障でも起きたのではないか」などと、余計な心配が募ってきた。英語圏以外の国への旅行は何度か経験があるが、大概、困ることも多いが助けてくれる人も多い。道に迷ったりレストランのメニューが読めなかったりしても、何とかなった。ただ、不測の事態に直面すると、やはり言葉の壁による不安が大きい。
あの乱気流の後、国内で電車内の放送が気になり始めた。事故や雪などで運行が止まってしまったとき、車掌が原因や見通しを伝えてくれる放送は普通、日本語だけだ。いつ動くか分からない電車の中で「乗り継ぎに間に合うか?」などと不安になる外国人観光客もいるのではないか――。
ただ、近年はスマートフォンが普及し、地下でインターネットにつながる場所も増えたのが心強い。遅延状況は鉄道会社のサイトに数カ国語で表示され、社内の電光板にも英語で流れる。ある時、「お客様対応のため遅れています」という放送を聞いて「『対応』って何?」と不可解だったが、ふと目に入った電光表示は「customer trouble」(客のトラブル)。英語の方が分かりやすいくらいだ。
スマホは便利だ。素晴らしい技術だと思う、ただ、電車内で気が付くと周囲の誰もがスマホを操作している光景は、私にはどこか異様に見えてしまう。スマホがないと「友人とつながれない」という中高生の話などを耳にすると、人間が技術を利用するのでなく、技術に縛られているようで気持ちが悪い。
携帯電話を持たない人は、今ではかなり少数派になった。その一人、野生チンパンジーの研究に取り組む中村美知夫・京都大准教授(45)に「周りが皆、LINEなどで頻繁に連絡を取り合っていると、自分だけ取り残された気はしませんか?」と尋ねてみると、「それはないですね」と、あっさり否定された。
「なんとなく連絡を取り合って分かった気になり、直接会う時間が減ってはいないでしょうか。サルやチンパンジーは『毛づくろい』、人間は『面と向かってしゃべる』がコミュニケーションの基本。相手の反応を見ながら話すのと、文字列のメッセージでは気持の伝わり方が違うでしょう。最近、わざわざ会って話すのをおっくうに感じる人が、増えている気もします」
中村さんは、研究のためによく訪れるタンザニアの携帯電話は持っている。「公衆電話もないので、政府の人と連絡を取ったりするのに必要なんです。でも、日本で持ちたいと思ったことはありません。特に嫌がっているわけでもないのですが」
どんなに技術が進歩しても、互いの気心を知るうえで「面と向かって話す」のに勝るコミュニケーションはないだろう。それは、友人同士だけでなく、外国人観光客の「おもてなし」でも同じだと思う。どの都市でも、一昔前に比べると、外国人が迷わず快適に動けるようになってきたがそれで安心しすぎず、「困っていないか?」と気遣う心は忘れないようにしたい。