日々のパソコン案内板
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10代の頃、服飾デザインがやりたかった私は・・・
「芸大まで出す余裕はないので、普通の教育学部の美術専攻に入ったら?」との学校や家族の進言も聞かず
大阪に本社があった紳士服卸の会社のデザイン研究室を希望し、本社での面接で就職を決めてしまいました・・・
その研究室があるといわれたのが東京支社でしたので、入社と同時に東京支社勤務との辞令・・・
私は初めてでしたので、東京の大学へ進学が決まっていた友人と一緒に上京させてもらいました。
振り返ってみると、山手線に乗車する際にも二人して右往左往して、二人共カッペ丸出しでしたね・・・
それでも、東京へ数回来ていた友人に付いて来てもらい、無事、東京支社へ・・・
初めて聞いた東京の言葉・・・完全に気後れしてしまいました・・・
そんな私でしたが・・・いずれデザイン研究室で!・・・と胸躍らせていたんです・・・がっ、
初出勤から、深夜12時過ぎまでの仕事・・・銭湯は終わってしまい・・・毎晩、洗面所で体や頭を洗う日々・・・
そんな毎日から数か月経った時に、先輩に・・・
「デザイン研究室はどこにあるんですか? 住所はこの場所なんですが・・・」と聞いてみました。
先輩曰く「デザイン研究室なんてないよ」・・・と・・・
私が寝泊まりしていた場所は商品在庫が置いてある倉庫のような建物で
二段ベットが数台あり・・・ある先輩は押し入れに布団を持ち込んで自分の居場所にしていました。
確かに、倉庫なので商品のデザインは勉強できるのかも知れません・・・がっ、最悪!!
現実社会で夢破れた私は・・・数か月で故郷へ逆戻り・・・しかし、親父は家に入れてくれなかったんです。
勝手に就職し・・・現実社会で夢破れ・・・果ては、帰ってきた・・・というのが許せなかったんでしょう・・・
2~3日幼友達の家に泊めてもらい、布団袋が実家に到着するころに再度電話を入れたんです・・・
布団を見た親父は「数か月でこんなに布団が真っ黒になるくらいの仕事やったんか・・・」と家に入ることを許してくれました。
私の新社会人の時を思い返すと・・・
現実の社会の厳しさを嫌というほど思い知らされた数か月でした・・・
今で言えば、完全にブラック企業やったんですね・・・というか・・・
今世間を騒がせている「てるみくらぶ」と一緒やったんかとも思います・・・
新卒者を入れ・・・戦力として経営を何とか改善しようとしていたんじゃないのか・・・な・・・
事実、私の入社してた会社も何年か後に倒産しました・・・
来週は早くも4月・・・多くの若者が新社会人として旅経つわけですが、
現実社会の厳しさに直面しても、決してくじけず・・・諦めず・・・
一歩・・・また一歩・・・と前だけを見つめて歩いていれば、
世の中決して悲観したものではないと思います・・・そう信じたいですよね!・・・信じてください!
今朝は、新社会人に向けたコラムを転載してみようと思います。
~以下、3月31日読売新聞夕刊より抜粋~
都電の乗り場に立っていた。この電車は池袋に行きますか? やって来る電車の乗務員に尋ねたいのだが、そんな言い方はしたことがない。「池袋さ、ングか?」ならば言える。でも、言いたくない
◆僧侶で教育者の無着成恭 さんが以前、山形から上京した当時のほろ苦い思い出をラジオで語っていた。結局、5台の電車を見送ったという。のちにラジオ番組「全国子供電話相談室」の回答者を務め人気を博した話術の名手にして、そうである
◆お国なまりに限るまい。未知の土地で生活を始める人に、戸惑いの種は尽きないだろう
◆きょうで3月が終わる。なじみのない都会を下調べしていたのかも知れない。朝の駅で、網の目のような地下鉄の路線図を真剣に目でたどっている青年を見かけた。故郷を離れて、週明けには慣れない街で勇躍、夢多き一歩を踏み出す人は多かろう
◆いいことずくめとはいかないのが会社勤めだが、失意も困惑も、やがては上がる通り雨である。濡れていけばいい。<人はみな悲しみの器 。頭 を垂りて心ただよふ夜の電車に>(岡野弘彦)。ときには、そういう夜もあるだろう。
「芸大まで出す余裕はないので、普通の教育学部の美術専攻に入ったら?」との学校や家族の進言も聞かず
大阪に本社があった紳士服卸の会社のデザイン研究室を希望し、本社での面接で就職を決めてしまいました・・・
その研究室があるといわれたのが東京支社でしたので、入社と同時に東京支社勤務との辞令・・・
私は初めてでしたので、東京の大学へ進学が決まっていた友人と一緒に上京させてもらいました。
振り返ってみると、山手線に乗車する際にも二人して右往左往して、二人共カッペ丸出しでしたね・・・
それでも、東京へ数回来ていた友人に付いて来てもらい、無事、東京支社へ・・・
初めて聞いた東京の言葉・・・完全に気後れしてしまいました・・・
そんな私でしたが・・・いずれデザイン研究室で!・・・と胸躍らせていたんです・・・がっ、
初出勤から、深夜12時過ぎまでの仕事・・・銭湯は終わってしまい・・・毎晩、洗面所で体や頭を洗う日々・・・
そんな毎日から数か月経った時に、先輩に・・・
「デザイン研究室はどこにあるんですか? 住所はこの場所なんですが・・・」と聞いてみました。
先輩曰く「デザイン研究室なんてないよ」・・・と・・・
私が寝泊まりしていた場所は商品在庫が置いてある倉庫のような建物で
二段ベットが数台あり・・・ある先輩は押し入れに布団を持ち込んで自分の居場所にしていました。
確かに、倉庫なので商品のデザインは勉強できるのかも知れません・・・がっ、最悪!!
現実社会で夢破れた私は・・・数か月で故郷へ逆戻り・・・しかし、親父は家に入れてくれなかったんです。
勝手に就職し・・・現実社会で夢破れ・・・果ては、帰ってきた・・・というのが許せなかったんでしょう・・・
2~3日幼友達の家に泊めてもらい、布団袋が実家に到着するころに再度電話を入れたんです・・・
布団を見た親父は「数か月でこんなに布団が真っ黒になるくらいの仕事やったんか・・・」と家に入ることを許してくれました。
私の新社会人の時を思い返すと・・・
現実の社会の厳しさを嫌というほど思い知らされた数か月でした・・・
今で言えば、完全にブラック企業やったんですね・・・というか・・・
今世間を騒がせている「てるみくらぶ」と一緒やったんかとも思います・・・
新卒者を入れ・・・戦力として経営を何とか改善しようとしていたんじゃないのか・・・な・・・
事実、私の入社してた会社も何年か後に倒産しました・・・
来週は早くも4月・・・多くの若者が新社会人として旅経つわけですが、
現実社会の厳しさに直面しても、決してくじけず・・・諦めず・・・
一歩・・・また一歩・・・と前だけを見つめて歩いていれば、
世の中決して悲観したものではないと思います・・・そう信じたいですよね!・・・信じてください!
今朝は、新社会人に向けたコラムを転載してみようと思います。
~以下、3月31日読売新聞夕刊より抜粋~
編集手帳
◆僧侶で教育者の
◆お国なまりに限るまい。未知の土地で生活を始める人に、戸惑いの種は尽きないだろう
◆きょうで3月が終わる。なじみのない都会を下調べしていたのかも知れない。朝の駅で、網の目のような地下鉄の路線図を真剣に目でたどっている青年を見かけた。故郷を離れて、週明けには慣れない街で勇躍、夢多き一歩を踏み出す人は多かろう
◆いいことずくめとはいかないのが会社勤めだが、失意も困惑も、やがては上がる通り雨である。濡れていけばいい。<人はみな悲しみの