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光トポグラフィー検査保険適用になったが・・・誤診や高額治療に導く例が・・・

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今朝の新聞を読んでいて、腹立たしくなりました・・・

「検査結果がこうだから間違いない」・・・と告げられると、

たとえショックであろうと、「そうなんか…」と誰しもが納得せざるを得ませんよね。


うつ病・双極性障害・統合失調症などの疾患を見分ける脳血流を調べる検査方法でのことなんです・・・

実は、この精神科の疾患は、中々見分けるのが難しいらしいんですね。

そのための補助手段として2014年に保険が適用された「光トポグラフィー」という検査方法が問題となっているようなんですね。


医師として普通に患者と接していれば誤診することがないようなことが・・・

この検査方法の結果のみを診断基準にするために間違いが起こったりしているようです。

どうも、この検査方法にも問題があるようで、あくまでも補助的に考えていかなくては駄目なようです。


精神科医とすれば、今までと違い・・・検査で結果が出てくれれば診断がどんなに楽か・・・

そこに傾倒してしまっている感が否めないというのが現実なんでしょうね。

あくまでも専門医として精神科医を選択されたのであれば、やはり手抜きはしてほしくないですよね。

医師向けの講習会などを通じて検査の精度を高めたい・・・とのことですので早急にお願いしたいものです。


今朝は、光トポグラフィー検査に関する記事を転載してみようと思います。

~以下、3月19日読売新聞朝刊より抜粋~

 うつ病と、それに似た症状が出る精神疾患を見分けるのは難しい。光トポグラフィー検査は脳血流の変化の違いを捉え、識別に役立てようとする検査法。2014年に保険適用になり、診断に生かす病院が増えたが、検査結果だけで診断し、誤診する例が報告され始め、日本うつ病学会が注意を呼びかける事態となっている。

(佐藤光展)

 光トポ検査は、抑うつ症状で「うつ病」と診断され、治療を続けるが治らない患者が対象。本当にうつ病なのか、幻聴や妄想に苦しむ統合失調症や、そうとうつを繰り返す双極性障害が背景にある抑うつ症状なのかを、医師が見分けるための補助手段として用いる。
 患者は、近赤外線を発するセンサーがついた帽子型の装置をかぶり、音声の指示に従って、一つのひらがなで始まる単語を答えていく。回答時間は60秒。ひらがなはこの間に三つ示される。課題中と前後の脳血流の変化を測定し、波形の特徴で病気を識別する。

うつ病などの光トポグラフィー検査


光トポグラフィー検査方法

研究が進むにつれて変わった波形
結果を過信 誤診も
 うつ病は、脳血流量の変化が少なく、波形の山が低くなり、双極性障害は、波形の山のピークが少し遅れてくるとされる。統合失調症は、課題修了後に波形の山ができるなどの不自然な変化がみられるという。

 この検査の活用で精神科の診断力は高まると期待された。ところが医師が検査結果を過信し、誤診する例が出始めた。茨城県立こころの医療センター病院長の土井永史さんは「他の医療機関の光トポ検査で双極性障害と診断された患者から話を聞いたことがある。この患者が元気がないのは、睡眠時無呼吸症候群で眠れていないせいだった。普通に接していれば間違えるはずがない症例だ」と話す。

 こうした事態を受けて、日本うつ病学会は昨年11月、「検査の結果のみに基づいて診断を行うことは、医療の原則に反する」などとする声明を出した。
 声明作成に関わった理化学研究所脳科学総合研究センター副センター長の加藤忠史さんは「躁状態がないのに検査だけで双極性障害と診断する例もある。安易な診断は問題だと思う」と語る。

 この検査法自体にも問題がある、と加藤さん。「服用薬は血流に影響を与えうるのに、この点が考慮されていない。測定値には頭皮などの血流も混ざるので、これを除外する方法の研究も必要だ」とする。

 情報通信研究機構で脳機能研究を進める宮内哲さんは「検査の研究が進むうちに三つの病気の典型的波形が似通ってきた。これではどの病気か識別できない」と指摘する。これに対し、光トポ研究を進めた精神科医らは「形が変わったのは、測定部位や患者数を増やし、平均化したため。各疾患の波形の特徴は変わらず、数値を解析すれば判定できる」としている。

 この検査では、測定中の頭や口、額などの動きが波形に影響を与えやすい。国立精神・神経医療研究センター病院精神科医長の野田隆政さんは「医師向けの講習会などを通じて検査の精度を高めたい」と話す。

 光トポ検査を自由診療で行い、高額な治療に導く例も報告されている。これも、学会などが問題視しており、注意が必要だ。
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