ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

穴場のカレー

2006-07-11 14:46:24 | 健康・病気・薬・食事
蒸し暑い昼時、その日は何となくカレーが食べたかった。しかもタンドリーチキンも食べたかった。

2年前までは、近くに本格的なインド料理の店があり、そこで堪能できた。そこが閉店してからは、なかなか私の舌に合うインド料理の店に巡り会えなかった。実は銀座界隈は、案外カレー料理の店は多い。インド人のシェフがいる本格的な店も多い。

ただ、あまりに本格的なインド料理は、香辛料がきつくて体に合わない感がして、私はあまり好まない。以前書いたフレンチ風カレーの店は、カレーは美味いがタンドリーチキンは置いてない。

特に目的もなく6丁目をうろうろしていると、歩道に置いた看板に目が行った。美味しそうなタンドリーチキンの乗っかったカレーの写真が張ってある。試してみるか?

で、どこだ?どうもそばの細長い雑居ビルのなからしい。ここか?看板の店の名称「楸」?なんて読むのだ?ヒサギ・・・ふうむ。

古いエレベーターで2階に上がり、スナック風の扉を開けると確かにお店はやっている。カウンターに座り注文する。満席でも10数名程度の小さなお店で、夜は飲み屋かな?

出てきたカレーにはタンドリーチキンが3個乗っていた・・・いや、正確には2個。残り一個は牡蠣だった。これがまた甘くて美味しい牡蠣だった。食べてから牡蠣だと気づいた。(いや・・・最初やけに甘いチキンだと思った)夜は飲み屋かと思ったら、実はこの店、活牡蠣料理の専門店だそうで、夜メニューは牡蠣料理のオンパレード。いや、驚いた。

で、結論から言うと、たいへん美味しかった。オイスター(牡蠣)とカレーが合うのは知っていたが、タンドリーチキンも美味しく、辛すぎないカレーも高得点。牡蠣料理専門店といいつつ、なぜか昼にはカレーしか出してないのが不思議だが、味は悪くない。

小さな店で、しかも目立たない場所にあるにも関わらず、お客はよく入っていた。これもビックリ。銀座界隈のお店を乗せるガイドブックにも、見たことない店なんだけどねえ。

なんか穴場の名店を見つけた気分。これも又楽しいものだ。
コメント
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