まず一言、これはスクープではなくリークでしょう。つまり意図的な情報漏えい。
以前から小泉首相の靖国参拝に反対していたのは、大きく分けて2グループあると思います。一つは左派平和市民運動家を中心とした従来からのグループ。もう一つは、自民党内の反小泉陣営と中国で円滑に商売がしたい財界が中心のグループがあると私は考えています。おそらくは、今回の富田メモの出所は、後者のグループからではないかな。
いくら反対すれども靖国参拝を止めない小泉首相を、中国や韓国といった反日志向の強い国を煽って参拝中止を目論んだものの、まったく動じる姿勢をみせない小泉首相。そこでアメリカにも靖国参拝反対の意見があるかの如き報道をして、参拝中止を狙った。ところがアメリカの高官の意見を、わざわざ誤訳して報道したものだから、かえって狙いが逆効果になる始末(TBSね)。
自民党をぶっ壊すと言いつつ、自民党主流派(橋本派)を切り刻んだ小泉に対する恨み骨髄の想いが、眠っていた資料「富田メモ」を引っ張り出したのではないか。
従来の左派平和市民グループは、昭和天皇を戦争を主導した首謀者の一人という位置づけでしたから、今回の「富田メモ」はむしろ、その主張を危うくする資料としての性格があるゆえに、出しづらい資料だったはず。
一方、反小泉陣営には、そのような弱み(?)はない。要は小泉首相の影響力を弱めることが出来れば成功。産経以外のマスメディアは、これで靖国参拝は厳しくなったと大騒ぎしているようです。でも、小泉首相の態度は相変わらず。さすがに後継候補たちは、慎重な姿勢をみせているから、一応策略は成功したとみるべきなのか。
「富田メモ」の真贋、及びその内容はともかく、今回の騒ぎの主眼は小泉後の主導権争いの一環ではないのでしょうか。情けない話です。大幅な赤字財政、少子高齢化社会への対応、教育、司法と国内問題だけでも山積しているのが今の日本の現状です。
政治家同士の足の引っ張り合いではなく、堂々と国民の前で将来への展望を語り、議論してもらいたいものです。
以前から小泉首相の靖国参拝に反対していたのは、大きく分けて2グループあると思います。一つは左派平和市民運動家を中心とした従来からのグループ。もう一つは、自民党内の反小泉陣営と中国で円滑に商売がしたい財界が中心のグループがあると私は考えています。おそらくは、今回の富田メモの出所は、後者のグループからではないかな。
いくら反対すれども靖国参拝を止めない小泉首相を、中国や韓国といった反日志向の強い国を煽って参拝中止を目論んだものの、まったく動じる姿勢をみせない小泉首相。そこでアメリカにも靖国参拝反対の意見があるかの如き報道をして、参拝中止を狙った。ところがアメリカの高官の意見を、わざわざ誤訳して報道したものだから、かえって狙いが逆効果になる始末(TBSね)。
自民党をぶっ壊すと言いつつ、自民党主流派(橋本派)を切り刻んだ小泉に対する恨み骨髄の想いが、眠っていた資料「富田メモ」を引っ張り出したのではないか。
従来の左派平和市民グループは、昭和天皇を戦争を主導した首謀者の一人という位置づけでしたから、今回の「富田メモ」はむしろ、その主張を危うくする資料としての性格があるゆえに、出しづらい資料だったはず。
一方、反小泉陣営には、そのような弱み(?)はない。要は小泉首相の影響力を弱めることが出来れば成功。産経以外のマスメディアは、これで靖国参拝は厳しくなったと大騒ぎしているようです。でも、小泉首相の態度は相変わらず。さすがに後継候補たちは、慎重な姿勢をみせているから、一応策略は成功したとみるべきなのか。
「富田メモ」の真贋、及びその内容はともかく、今回の騒ぎの主眼は小泉後の主導権争いの一環ではないのでしょうか。情けない話です。大幅な赤字財政、少子高齢化社会への対応、教育、司法と国内問題だけでも山積しているのが今の日本の現状です。
政治家同士の足の引っ張り合いではなく、堂々と国民の前で将来への展望を語り、議論してもらいたいものです。