ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

対日非難決議

2007-03-19 09:49:02 | 社会・政治・一般
ここ数週間、確定申告で忙しく、TVも新聞も流し読み程度。円高が気になっていたので、そこだけ注目していたが、もう一つ気になるニュースがあった。

アメリカ議会の対日従軍慰安婦非難決議が、それだ。別に対日に限らずトルコのアルメニア人虐殺非難決議もやらんとしているようだ。

相変わらずだなあ~、あの国は。

他人を非難して、自らの正義ぶりを殊更誇示するのは、自らの立場に不安を感じているからだ。自分のありように自信を持っている時は、わざわざ自らの正しさを誇示する必要はない。

せっかく冷戦に勝利して、我が世春を謳歌せんと思いきや、世の多くは反アメリカ機運が高まる有様。いくら絶大な軍事力を誇示し、公正なるルールを提示して、豊かな未来を投げかけているのに、返ってくる答は否定的なものばかり。そりゃあ、不安にもなるわな。

正直言って、自業自得な感が強い。物事を正義と悪の両面でしか判じ得ない愚かさが招いたことに気がつけないのだろう。しかも歴史の浅い国だけに、自らの在り方をいちいち確認しないと不安に陥るのだろう。

困った隣人だと思うが、近所づきあいは大切なのも確か。日本にとっては、軍事的庇護者であり、大切なお得意様でもあるアメリカ。多少のワガママには耐えざる得ないのだろう。難儀なことだと思う。かといって、他の隣人は、アメリカ以上に難儀な厄介者揃い。

嗚呼、兎角この世は住み辛い。
コメント (8)
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