ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

汚職追放と北京政府

2015-04-21 18:14:00 | 社会・政治・一般

外れて欲しい予測だが、当たる可能性は高い。

おそらく、近いうちにシナの北京政府は、日本に対して強圧的な外交威嚇をしてくると私は予測している。根拠は簡単で、現在シナ政府内部で熾烈な権力争いがされているからだ。

報道によると、前政権の下で人民解放軍の最高位にいた郭伯雄が事実上、権力の座から引き下ろされ、その親族を含めて習政権から汚職と腐敗を訴追されそうなのである。

郭氏は、江沢民とも近いとされていた人物であり、今までは如何に贈収賄の噂が出ようと、決して表ざたにはならなかった。しかし、表向き腐敗撲滅を目指す習政権のもとで、遂にやり玉に挙げられてしまった。

面子を重んじるシナ人にとっては、死にも勝る屈辱であり、胡・前主席も江沢民も人ごとと思うはずもなく、当然に自分たちに対する戦いだと理解しているはずだ。

シナの北京政権にとって、人民解放軍と共産党は表裏一体のものであり、そのトップにいた人物を権力の座から引きづり降ろし、面子を丸潰しにすることの意味は極めて大きい。

そして忘れてはならないのは、彼らはシナ人であることだ。シナ人の政府で苛烈な権力闘争があるときは、決まって対外的に勇ましい姿勢を取りたがるのが、今までの通例である。いや、今までどころか、歴史的にみても当然のことである。

軍の権力構造そのものをガタガタにする以上、戦争という選択肢は取りずらいだろうが、国民の目をそらすためにも今の政府は強固であることを示さねばならない。その最適のターゲットは、言うまでもなく日本である。

アメリカやロシアに対する強硬姿勢は、国防上危険が高いが、平和馬鹿が政府の脚を引っ張る日本ならば大丈夫。いくらでも高圧的な姿勢をとれる。

嫌な予測だが、近々シナは日本政府を困らせるような外交攻勢に出てくると私は考えています。実害は少ないでしょうが、平和憲法で平和が守れるなんて錯覚している日本のおバカなマスコミ様が、どのように反応するかが楽しみです。不健全な楽しみ方だとは思いますがね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする