ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

カニカマ

2020-01-21 12:13:00 | 健康・病気・薬・食事

昨年末、お歳暮で頂いたカニ缶は、正月にありがたく頂きました。やはり本物は、日ごろよく食べるカニカマとは一味も二味も違うと痛感。

もっとも、日頃カニカマはけっこう使います。キュウリと和えたり、パンに乗せてチーズとケチャップを加えてオーブンで焼いたりと楽しい。山芋との組み合わせも美味しいです。

日本で生まれたカニカマですけど、消費量は日本が一番ではありません。カニカマを一番食べるのは、実はフランス人、次点がスペイン人だそうで、それを知った時は驚きました。

フランス料理とカニカマ、スペイン料理とカニカマ?どうもピンときませんけど、完全に現地では定着しているそうです。ちょっと調べたら、フランスだとサラダなどに使っている模様。スペインではアヒージョにしていた。これ、私でも作れそうなので、そのうちトライしてみます。

ちなみに、そのカニカマを作っているのはリトアニア。これもビックリ。北海周辺の海で獲れるスケソウダラが原材料だと聞いて納得。日本ではスケソウダラが枯渇して、原材料を輸入することもあるとか。日本人、魚の練り物、好き過ぎなんじゃないかな。

もっともリトアニアのカニカマの製造機械は日本製。まァ世界シェア7割で、品質と性能で日本製がベストだそうですが、特許などをとっていなかったので、中国などの格安機械も出てきているとか。

実は日本って、その手のポカが多い。子供の頃にオヤツ代わりに食べていた魚肉ソーセージもそうで、あれも日本が産み出した食品です。ところが関西の中小企業が開発したけど、特許なんて念頭にないので、他の企業も造り放題。

魚肉ソーセージは今でも一定の売り上げがあるベストセラー商品ですが、まさか特許を取り忘れていたとは思いませんでしたね。ただし、カニカマと違って、魚肉ソーセージは日本限定みたいです。

まァ、普通ソーセージといえば豚か合挽でしょう。まさか魚肉を使うなんて思いもよらないのでしょうね。日本人ってホント、お魚好きなのですねぇ。

コメント
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