入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

続 草刈り先遣隊と・・・

2014年07月16日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 「鹿麗高原まで行ってきましたよ」その人はこともなげに言った。まだ、1時かそこらだ。いったい朝は何時ごろ出発したのだろうか。往復25キロ、最低でも7,8時間はかかる。
 「帰り半対峠からは、言われた通り小黒川に下り、そのあと一度徒渉に失敗して・・・」なんて言っている。なるほど見ればザックも衣類も濡れている。
 それにしても、小柄で、決して若くない。60は間違いなくいっている。なんでも甲斐駒ケ岳に登った後、マナスル山荘の本館に2泊か3泊の予定で来ているらしい。先週末のY氏、そしてこの女性、しばらく目にしなかったような登山者が、こんな辺りにも出没してくれるようになり、頼もしい。
 この女性はかなりの経験者で、トレーニングも怠っていないそうだが、年齢とともにやはりバランス感覚が悪くなったことを認めていた。徒渉の際に転んだのがいい例で、川は決して問題になるような場所でも状況でもなかったらしい。年齢を重ねればかさねるほど、残念ではあるが、できないことを受け入れていくことも大事だと思う。この女性とは牧場を案内して別れたが、「紅葉のころにまた来たい」と言っていっていた。もちろんそうだとも!



 この大型トラックター、1時間をかけてK氏は自走させて来た。大型トラックに乗せて来なくても、こういう方法もある。第3牧区の牧草、有効利用できるよい方法はないだろうか。
 
 写真に写っている場所は、キャンプ場ではなく、美しい夜空を観測することができる広い草地。夜ともなればたくさんの若者が草の上に寝転び、星座の当てっこをしていたものだ。

 ぼつぼついろいろなところから問い合わせが来る。今年も8月1日から5日まで滞在するボーイスカウトのT隊長からわざわざ挨拶をいただいた。また、今週末、少々時代遅れの山小屋は二組の予約で打ち切ることに。ただしキャンプ場は、広いスペースが待っている。山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては7月9,13日のブログをご覧ください。
コメント
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