放牧牛の頭数は少なくとも、後からあとから用事は絶えない。
昨日は北原のお師匠が本家御所平から高座岩までの山道を草刈していたので、少々その手伝いをする。そうそう、その前に、富士見町のジオパーク関連の人たちが8名来て、いろいろ難しい話もした。
草刈を済ませて師匠より一足先に帰ってくると、東門ゲートに伊那市の職員がいる。すでに下からの連絡で知ってはいたが、これまで間伐作業のため通行止めになっていた小黒川林道を、7月25日から8月17日まで開けるというのだ。
ようやくオフロードバイカーの間でも、小黒川林道の通行止めが知られるようになった矢先、それも彼らの活動が一番活発になるこれからの時期に、なぜまた一貫性のないことをするのかと感情的になる。間伐作業を休止するわけではないから、ならばこれまでの、そして8月17日以降の通行止めをどう説明をするつもりだろう。
市としては寄せられる苦情に抗しかねての処置だという。しかしそんなことを言う者は、大方オフロードバイカーと入漁料も払わない魚釣りに決まっているのだ。登山者には、何の影響もない。
すべてのオフロードバイカーがそうだとは思っていない。しかし、中には10台以上ものバイクが轟音を上げ、林道だけでなく森や林を爆走する。言い分は、彼らにもあるかも知れない。しかし、85歳の老人が、今年も炎暑の中草を刈り、道を整備している古道なのだ。その法華道を、これ幸いと走った跡が昨日もあった。古い轍ではない。もちろん車輌通行禁止であるにもかかわらずだ。
NHKのロケハンに立ち会う。伊那フイルムコミッションの斡旋である。感触よし、かなり期待できそう。
牧場を元気にするには、1頭の雄の和牛がいれば足りる。結果、伊那ブランドの牛肉もできる。星の牧場を天文ファンにアッピールするには、かんと氏やTBI氏、あるいはUme氏や物理学者K氏のような人にここでよい作品をものしてもらい、専門誌に発表してもらうのが早道だろう。「市長への手紙」には、ついでに天体望遠鏡の常設も提案しよう。
山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては7月9,13日のブログをご覧ください。