入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’19年「晩夏」 (11)

2019年08月30日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

 
 夜が明けてきた。きょうも雨。「ぐずついた」とか「はっきりしない」とか言う天気ばかりが続く気がするが、これも気候変動の影響なのだろうか。今まで、上で働く7か月間の3分の1は霧と雨と呟いてきたが、どうも実際は雨、霧、曇天の日はもっと多いかも知れない。とにかく、スカッとしない中途半端な天気が多い。あまり明確なのも困るが、ぐじぐじとして意志をはっきりと示さない人のようでイライラさせられる。

 きょうから5日ばかりは巡行運転で行ける。言い換えれば、牧場管理人の仕事さえすれば足りるということだ。一昨日まで、JALNECのWさんが居残ってくれて、熱心にドラム缶工作や電気工事をやってくれているのを傍観させてもらっていたが、氏が去った後、昨日も富士見に下り土台とするブロックを入手し、しかるべき場所に名匠の作品を据え、使い物にならなくなった換気扇も電気コードごと新しくして、それでようやく番外編が終わった。後は、牛の脱柵を心配しながら、撮影が始まるのを待つことにする。
 キャンプ場関連の仕事は、夏も過ぎたから大したことはない。昨日、小屋をよく利用してくれてるF氏から数日の小屋の予約を貰ったが撮影と重なり、折角のことなのに断るしかなかった。大変に申し訳なかった。
 小屋は、主に子供たちだが、48畳まるまる出演者の支度部屋になってしまう。加えて幾日かは、管理人室の隣にある10畳2間も同じような目的で使われる。こんなことは初めてのことで、しかしこれを乗り切り、そして静かないい秋の中で本来の牛守となって過ごしたい。撮影は予備日も入れて4日ぐらいづつ、まだ断続的に3回ほど残っていて、9月一杯続く。


  メスグロヒョウモン 入笠牧場


 ヤマキチョウ 芝平 Photo by Kaku氏 2枚とも

 京都のK来さんはよく入笠へ来てくれる。70代後半のはずだが蝶を求めて、いろいろな土地へと旅を続ける。夏の思い出に、氏の撮った写真を紹介していきたい。

 それにしても天は狂ったように雨を降らせる。夕方まで続き、夜になって小康状態の後また狂い、あすも午後は狂いそうだ。

 営業案内 「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」およびその(2)です。下線部をクリックしてご覧の上、どうぞご利用ください。
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