Photo by Ume氏(再録)
大型連休を控え、ぼつぼつ問い合わせや予約が入るようになってきた。営業案内作成のため、これまでの内容を参考にしようと過去のものを見ていたら、すっかり以前の独り言に聞き入ってしまった。やはり牧場は四季を通じて美しく、牛を相手に過ぎていった日々や、あそこを訪れてくれた人たちのことが、懐かしく思い出された。
昨年は8月からの営業だったが、今年は4月の20日から、完全に予約制で行いたいと思っている。詳しいことは後日になるが、昨年と比べ料金などを含めて大きな変化はないようにしたい。covid-19の感染防止のため色々な制限や要請が出ている中、時世に逆らって大々的にとはいかないし、ワクチン接種以外に有効な対策もない限り、状況は今後もそれほど好転しないだろう。迎える側も利用者も細心の注意をした上で協力し合い、現下の災厄を何とか無事に乗り越えたい。
昨年は4月に入って2度も雪が降った。その1年前も同じころ同様の大雪で苦労した。「年寄りの元気、春の雪」の通りであって欲しいが、水気をたっぷり含んだ春の雪は侮れない。今年は昨年のような雪と風による倒木の被害などのないことを期待し、願っている。
幸い、前回4月1日に上に行った時は温暖化の影響もあってか、積雪量は例年になく少なかった。明日は好天を望めそうもないが、それでも上に行く予定でいる。あれ以来で大分日が経つし、降雪の話も届いていない。さらに雪の状況は良くなっていると思うし、伊那側からは林業関係の車も4月から上がると聞いている。もしかすれば、林道の除雪の作業が終わっているかも知れない。また、富士見の役場の担当者は、当然車で来るはずだから、あちら側の状況なども分かるだろう。
少しづつ、牧場が近付いてくるような気がしている。今年は牛の入牧に際し、牧場内の徒長したコナシの木のせいで大型トラックの通行を危ぶむ声が運送関係者から出ているという。枝打ちは大概冬を前に木の葉が落葉してから行ってきたが、そうなれば今年は葉の出揃う前に急いで調べ、必要な枝打ちをやらねばなるまい。車や幌を気遣う運転する人の気持ちも分からないではないが、年に2回往復するだけの大型トラックの通行のためにと思うと、作業は苦労と困難をかなり伴うだけに複雑な気持ちにもなる。専門業者のように、そのための車も道具もないのだから。
今では伊那側からは、マイクロバスでさえ来るのを嫌う職員が行政の中にもいる有様だが、実態を知ろうともしないで、安易なことなかれ主義で済まそうとしているなら、伊那の貴重な財産である入笠が泣く、と言いたい。
本日はこの辺で。
大型連休を控え、ぼつぼつ問い合わせや予約が入るようになってきた。営業案内作成のため、これまでの内容を参考にしようと過去のものを見ていたら、すっかり以前の独り言に聞き入ってしまった。やはり牧場は四季を通じて美しく、牛を相手に過ぎていった日々や、あそこを訪れてくれた人たちのことが、懐かしく思い出された。
昨年は8月からの営業だったが、今年は4月の20日から、完全に予約制で行いたいと思っている。詳しいことは後日になるが、昨年と比べ料金などを含めて大きな変化はないようにしたい。covid-19の感染防止のため色々な制限や要請が出ている中、時世に逆らって大々的にとはいかないし、ワクチン接種以外に有効な対策もない限り、状況は今後もそれほど好転しないだろう。迎える側も利用者も細心の注意をした上で協力し合い、現下の災厄を何とか無事に乗り越えたい。
昨年は4月に入って2度も雪が降った。その1年前も同じころ同様の大雪で苦労した。「年寄りの元気、春の雪」の通りであって欲しいが、水気をたっぷり含んだ春の雪は侮れない。今年は昨年のような雪と風による倒木の被害などのないことを期待し、願っている。
幸い、前回4月1日に上に行った時は温暖化の影響もあってか、積雪量は例年になく少なかった。明日は好天を望めそうもないが、それでも上に行く予定でいる。あれ以来で大分日が経つし、降雪の話も届いていない。さらに雪の状況は良くなっていると思うし、伊那側からは林業関係の車も4月から上がると聞いている。もしかすれば、林道の除雪の作業が終わっているかも知れない。また、富士見の役場の担当者は、当然車で来るはずだから、あちら側の状況なども分かるだろう。
少しづつ、牧場が近付いてくるような気がしている。今年は牛の入牧に際し、牧場内の徒長したコナシの木のせいで大型トラックの通行を危ぶむ声が運送関係者から出ているという。枝打ちは大概冬を前に木の葉が落葉してから行ってきたが、そうなれば今年は葉の出揃う前に急いで調べ、必要な枝打ちをやらねばなるまい。車や幌を気遣う運転する人の気持ちも分からないではないが、年に2回往復するだけの大型トラックの通行のためにと思うと、作業は苦労と困難をかなり伴うだけに複雑な気持ちにもなる。専門業者のように、そのための車も道具もないのだから。
今では伊那側からは、マイクロバスでさえ来るのを嫌う職員が行政の中にもいる有様だが、実態を知ろうともしないで、安易なことなかれ主義で済まそうとしているなら、伊那の貴重な財産である入笠が泣く、と言いたい。
本日はこの辺で。