入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’21年「春」(45)

2021年04月28日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

      Photo by Ume氏

 連日の好天で山室川の水量も目だって減ってきた。北門を過ぎたばかりの山桜、先日「きょう明日には」と開花の予想をしておいたが、何だか足踏みでも始めたようではっきりしない。もっとも、このところ、朝は零度以下まで下がり、今朝の気温も6度では花を責めては酷だろう。
 それと比べ、きょうのUme氏の写真のように、オイデエラのヤエベニシダレは今年も見事だ。惜しみなく、花の艶やかさを見せ、それと競うかのような柳の萌黄色も、また文字通りに遜色がない。
 
 この場所で26、27日と、以前にも紹介した郷土を主な足場とするピアニストの平澤真希さんの屋外ピアノ演奏の収録を行った。詳しいことはもう少し後になるが、YouTube「ネイチャーピアノ 平澤真希」で検索すれば、これまでの自然と共演する彼女の演奏を楽しむことができる。森や高原などの天然の舞台は、どんな豪華な演奏会場や、そこにでんと居座るグランドピアノにも負けないと語る彼女の音楽観、自然観がきっと伝わってくるだろう。



 今朝は久しぶりにNHKのFMを聞きながら上に来た。チャイコフスキーだった。花、鳥、音楽、どれも縁遠い世界であったが、食べず嫌いで済ませてきた珍品、逸品を今ごろになって喜び、感動して味わうことになった。長い旅の間に眺めていた退屈な風景が、後で振り返ったら忘れられない印象に変わることもある。人もそうだ。あの人もそうだ。そして、音楽も、花も、鳥も。
 音楽の点数を10段階で1という評価をしてくれたT先生、そして一部のお気に入りの生徒しか相手にしなかったU先生あなたも、僭越ながら音楽教師としての評価を1とさせて貰います。お二人からは、残念ながら音楽の素晴らしさ、奥深さを教えては貰えなかったからです。
 T先生、あなたが半世紀以上も前にNHK紅白歌合戦について、年が明けてからの授業で偉そうに、聞くに値したのは森繁久彌と弘田三枝子だけだと言いました。実は、内心では同意していたのですがね。もう一つ、音楽と何の関係もないことで1の評価を頂戴した理由、「生徒会長を殴った」からというのは、今だから言いますが真実ではありません。身から出た錆びではありますが、クク。
 本日はこの辺で。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする