入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’22年「春」(35)

2022年04月19日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

     キャンプサイトCと山小屋       
 先週の土曜日、北信濃へ温泉行と洒落たころ、東部支所の所長は入笠目指して法華道を登っていたことを知った。その時に小屋付近を撮った写真を送ってもらい、一驚どころか、二驚、三驚した。あれだけの雪が消えてしまっていたのだ。


 3月4日撮影


 管理棟(奥は山小屋) Photo by 所長

 それで昨日、気になり上まで様子を見にいってみた。明らかにしばらく続いた異常な気温上昇のせいだろう、たった1週間の間にさらに雪融けは進んでいた。前回引き返した場所は雪が残っていたが強行し、問題のド日陰の大曲りの雪も、ややこしいハンドルさばきを強いられたあげくに通過できた。やれやれと安堵したのも束の間、やはり伏兵がその先で待っていた。



 急な斜面の残雪が雪崩れて、行く手を阻んでいたのだ。こんなことは過去に記憶がない。それほど雪の量が多かったということだろう。
 一目見て、どうしようもないと観念した。それでも、いまいましい雪に一撃を加えてやろうと、スコップを手にし、「コノ野郎」と言ったかどうかは覚えていないが、雪面に思い切り突き差した。すると、相当圧縮して固いと思っていた雪が意外とそうでもなかった。
 それで、道路の端を車1台かろうじて通れる分だけ除雪してみることにした。と言っても、右手は座頭沢の最奥から始まる深い渓で、そっちも気にしながら同じ作業を雨の中、際限もないほど繰り返した。
 ここから先の苦労と、危険な通過は呟きたくない。さらにもう一箇所スコップを使わなければならない場所があったがそこも何とか通過し、小屋に着いたのはとっくに昼を回っていた。
 帰りは大事を取って、入笠湿原から焼き合わせに出て帰ってきた。

 好天、きょうで5か月の里の暮らしが終わる。思い残すこと・・・、なし。
 
 ADCさん、まだキャンプの受け付けは始まったばかりです。案を絞りご連絡ください。
 キャンプ場を含む「入笠牧場の宿泊施設のご案内」は下線部をクリックしてご覧ください。
 本日はこの辺で。 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする