入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’22年「春」(38)

2022年04月22日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 上で使っているPCに題名を入れようと「’」を打つと『’21年「冬」』と出た。昨年の12月、ここを閉じた時はこれでも間違ってはいなかったけれど、もう冬ではないと気付き訂正した。ところが、「’21年」には全く注意が行かず、題名は二日続けて昨年のままだったことを、親切にもわざわざメールで教えて貰うまで分からなかった。
 無論新しい年になったことはいくらなんでも分かっている。それでも、今が2022年だとか令和4年だと言われても、情けないことにもうそんなになるのかと思うだけで、年の過ぎていく速さに感覚が追い付いて行かない。というよりか、今や今年が何年であろうと、少しも困らないような日常生活になってしまっている。
 他人には分かっても、自分ではそれと知らずに認知症を深めるということもあり得る。そう考えて、この呟きがあまり間違いばかりするようになったら、そろそろ、と考えるつもりでいる。まだ「そろそろ」かどうか判断に迷うが、そうなったら教えてくれろと、やはり一人暮らしを続けている千葉在住の友人某には頼んである。もっとも某が先か、こっちが先か分からない。

 昨日、通勤と作業用の軽トラが届いた。「個人的な意見」だが、クク、あの軽トラは申し分のない乗り心地で立派な乗用車である。いつだったか、友人のレクサスとかいう高級車に乗せて貰った時、しばらくしたら臀部に軽い痛みを感じ、ついそれを言ったら同乗者全員から大笑いされた。
 しかし、今でも分相応の、これほどぴったりの車はないと思っている。自分の車ではないと断るが、プレジデントにもポーシェにもメルセにも乗ったことがあるけれど、残念なことに製造は中止されてしまったこの軽トラが、最も履き心地よい慣れた靴であり、ズボンでもある。
 今朝は、その軽トラのラジオでモーツアルト、ハイドン、そしてベートーベンさまを聞いてきた。ハイドンさまは途中で山室の谷に入って諦めたが、峠に出た所でベートーベンさまの何と「皇帝」が折よく丁度始まった。この曲には切ない記憶がある。
 愛車は届いたし、途中では名曲も聞け、しかも上に来たら、水道から水が流れ出ていた。管の途中がまだ凍結していたのだろうか。今年も少しづつ山も小屋も、そして番人も、調子が出てきつつある。

 まだ連休の予約は大丈夫です。
  キャンプ場を含む「入笠牧場の宿泊施設のご案内」は下線部をクリックしてご覧ください。
 本日はこの辺で。 
 
コメント
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