入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’23年「春」(6)

2023年03月07日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など
 このくらいの積雪なら、雪が柔らかな緩衝効果を生み、快適な走行ができる。撮影は恐らく初雪から数えてもせいぜい2度か3度目の降雪で、時季は12月の初旬のころか。
 梅の花が咲き、春を迎えた今、寒い季節の到来に身構えたあのころの気持ちを、この写真から懐かしく思い出した。


     Photo by Ume氏

「朝日に匂う山桜花」ではなく梅の花が、わが陋屋の梅の古木にようやく一輪の花を咲かせたと思ったら、幾日もしないうちにその数が増えた。しかしよく見ると、すでにほころびが始まっていて、この花を愛でる期間は意外と短いと、今春も同じことを思いながら眺めている。
 


 何とかしてその清楚可憐な花の姿を 写そうと思うのだが、これでは花が哭く。

 江戸から帰って早くも1週間が経った。早い、早過ぎる。それにしても、あの都会に40年近くも住んでいたことが嘘のように思え帰って来た。過ぎた人生を思ってもそうだが、まるで他人のことのような気がする。
 
 四谷の駅まで車で送ってくれたFMZ君と別れ 、上手くいけば1時間早いバスに乗れるかと急いで改札口に走った。ところが販売機の前に立っても切符の購入方法が分からない。焦った。
 すると、横の販売機で同じように当惑している40代くらいの外人が、購入の仕方を教えてくれと彼の前の機会を指さす。 余計に困惑し、「オレは田舎者だから分からん」と苦笑いをすると、両手を挙げて呆れていた。
 やむなく改札口の駅員の所へ行くと、「みなさん誰もが問題なく買ってますよ」だと。そして一応販売機の前まで来て、哀れな田舎者のために買い方を教えてくれたが、「inbound」などとハシャグ前に、もっと外人にも分かりやすい買い方の説明を工夫し、併せて日本国のお上りさん「rustic」のことも考えろと言いたい。

 何とか1時間早いバスに乗り込み安堵した途端に、また怒りが湧いてきた。官から民へ移行した会社はどこであっても、相変わらず役人時代の体質、癖が直らず責任回避ばかり考え、サービスということが分かっていないのではないかと思ってしまう。
 それでいて「サービス改善のために録音させて頂きます」だと、嗤う。そういう詮もないことをやらせようと考える古い頭のエライ人が、旧弊を改め、頭の中を洗い直さなければ駄目ではないかと思うのだが。
 サービスには金がかかるし、人員もいる。電話の対応など、今さらだ、と。
 
 赤羽さんこんなところで、どうですか。本日はこの辺で。
 
コメント
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