★２０１２年度高校入試偏差値報告！

★偏差値と絶対評価

　７月も今日で終わり明日から８月には入ります。あちこちから盛夏の見舞状が届き感謝をしています。同時に自分の方はと云いますと暑中見舞いを出さずもっぱら酒に酔って電話をしまくっています。昔はまめに文章を書いていましたが今は本当に筆不精になってしまいました。書くより早くお礼をなんて勝手な解釈で無礼をしています。年は互いに取っているのだけども人より早く感じる今日この頃です。充実と人は云いますがとんでもないことでゆっくり静寂の中を孤独を噛みしめながら進んでいきたいのが本音なのですがそうもいかないようです。

　そんな中今年の入試の偏差値が判明しました。つまり現在の高校１年生です。従って今年中学３年生はこの偏差値が目標になるわけです。偏差値は一般的には『岐阜新聞テスト』が大方の目安で動いています。ある中学では岐阜新聞のテスト結果を集計しているところもあるようです。私は自分の学校だけでなく民間の成績も加味（それは解りませんが）し・・・あるいは参考にし高校受験を判断される進路指導の先生に敬意を表したいと思います。凡そ民間の資料は見ません。結果志望校の判断は卒業生の結果や業者テストの実力テストを判断しているのが現状になっています。
それ故安全にランクを二つ位下げるか私立を進める学校が多くなりました。
　
　今年の偏差値を見てみますとここ数年は岐阜市の上位５校は随分上がってきました。それは特色化選抜で半数が入学できるからです。従って郡部から岐阜市内に来るには特色化で合格するか、総合学科に行くかまたは私立に行くしか方法はありません。優秀なお子さんは岐阜市の上位を受験し落ちると私立にしてる子が目立ちます。また最初から中高一貫で入学されてる方も多く見えるようになりました。それは集団塾では公立の生徒対象ですから仕方がないのです。例えば鴬谷中学では実力テストはZ会の問題を実施しています。また英語の教材は私どもが使用しています難易度の高い最高の教材を使用しています。夏の英語の宿題は私共が使用している教材と同じものでした。公立には民間の教材は駄目だけど私立には構わないのです。それでそんな結果が偶然起こるのです。またS塾も今年から私共と同じ教材を使用し始めたようです。この教材は難しくて４００点以上の生徒にしか使用させていませんでしたが今年から難易度を下げましたので使用する塾が増えたようです。
　そんな訳で上位５校は熾烈を極めていますが偏差値は長良教室＆芥見教室のホームページ　http://mm.visia.jp/dozan/ 　に書いてあります。左の欄の志望校判定テストの項を参照ください。

　これを見てみますと今年は岐阜北高校が＋１になり加納高校が－１点となっただけで相対的には変わっていません。また２９日に発表になりました特色化選抜は加納高校の音楽、美術が１００％になってしまったということ。また各務原高校の英語科は県内全域から受験が可能になりました。
　まず加納高校は実力重視と云うことでしょうか・・・。今までは偏差値は５３位で実技に対して重点を置きましたが５０％でしたので残りの生徒があまりにも実力がかけ離れていたのでしょうか・・・。加納高校というブランド名に憧れて途中から普通科を諦め加納に行きたい（普通科も美術も同じ制服）とのことです。また鴬谷高校が進学一本にしたことも影響があるかもしれません。
　また各務原高校の英語科は以前は素晴らしい学科でしたが近年は応募者が少なく定員割れがある時もありました。元々は理数科と同じぐらいはありましたので今年受験をされる方はその辺を考慮して考えて置く必要がありそうです。

　ともあれ特色化選抜は２月９日（木）の受験で発表が２月１６日（木）。一般選抜は３月１３日（火）、発表は３月１９日（月）と決まりました。後は目標に向かっていくだけです。

　それに合わせて問題は『内申点』です。現在の成績の付け方は二つの方法があります。それは『到達評価』と『認定評価』の二つに分けられます。前者は到達（観点、内容）ですから全員が到達しているかもしれません。また認定評価（教師が公開していない部分）は提出物やそれ以外の問題について思考出来ているかどうか・・・。ここが不明瞭な点なのです。反面以前の相対評価ですと５の生徒は７％、４は２４％、３は３８％、２は２４％、１は７％と決まっていましたからはっきりしていました。ただ学校のレベルによって格差が出るのが欠点でした。例えばA中学では５だったけど転向して４に下がったということはよくある話でした。従って現在では提出物や学力をつけるしかないのです。職業科に進むならば生徒会の役員になることは有利です。普通科は何の役にも立ちません。職業科は人材が欲しいのです。

　８月には入ると講習も活気を帯びて来ます。これは一つには講師が大学生で大半を占めていると云う事実、また中体連が終って一気に活気づいてくることのようです。また夏の甲子園にも岐阜の場合は関商工野球部が初出場と云うことで敗れた野球部の高校生はいつも何人かは駆け込んできます。また大学に行ってやればいいです。

　そんな訳で来年の目標もはっきりしました。高校生の大学受験の偏差値については私共の『大学受験情報』の欄を参考にしてください。尚、教室には掲示していますのでお知りになりたい方は教室までお電話下さっても構いません。

　また夏休みは結果を見るため多くのテストがあります。私共の教室では最初は８月２３日に漢字検定特別回。８月１８日から２０日までの３日間かけて高校生全員の大学受験シニア志望校判定模試、２７日、２８日は高校生以外の生徒の志望校判定定例模試があります。この後、数学検定、英語検定、漢字検定と続きます。中学３年生は岐阜新聞テストの第１回が８月２８日（日）に実施されます。最初は１，２年生の復習ですから易しいですがそれでも岐阜地区の平均は３１０点から３２０点はあると思います。岐阜新聞の偏差値は県内全体でみていますので岐阜市内の場合は岐阜地区で換算してください。塾の先生に相談すればいいかと思います。それともう一つは職業科を受験される方は受験される方が少ないため正確な判定は出来ません。普通科でも上位校ほど確率が高く下がるほど不明瞭になっています。

　夏休みも８月からは本格的に勉強タイムに入ります。家でゴロゴロしてたりゲームばかりしている方が若しもいるのなら一度教室に来て下さい。じっくりあなたの勉強について、未来について語りませんか？自分の人生に自信を持ちましょう。持つも放棄するのもあなた次第です。

今日のYouTubeは好きだったZARDの『明日を夢見て』にしました。
http://www.youtube.com/watch?v=X2jVTxAnM1c

＜今週の言葉＞
『汚れるのが厭ならば生きることを止めなければならない。生きているのに汚れていないつもりならばそれは鈍感である』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉行淳之介　作家

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