★高校入試まで10日を切りました
高校入試の一般選抜試験まで10日を切りました。そして2日(金)は入試の募集状況が初めて発表になりました。一喜一憂している声があちこちで聞こえて来ました。
季節は春を一段と感じるようになり、今日4日(日)の岐阜新聞によりますと3日(土)に梅林公園で梅祭りが開催された様子が写真付きで掲載されていました。またあちこちでつくしや菜の花等の写真が目につくようになりました。
大学の二次試験の合格発表もそろそろ一斉に発表になります。岐阜大学では6日(火)に発表です。その後は13日(火)にいよいよ高校受験が始まります。多くは9日(金)に卒業式を終えて入試に突入です。全員の合格を心から祈ります。
一方3・11が近づいてきました。あれから一年です。あの時私は病院の6階にいました。大きく揺れて怖いと初めて思いましたがテレビも国会中継が急に切り替わり何が何か訳が分からない状況になりました。先物が大きく下げ株価はそれから一段と下げ続けたのです。その後交通が麻痺し大地震の経過と共に大津波の様子が徐々に分かり始めました。そして脱原発の動きが激しくなり一年が経ってこの4月には日本の原子炉は全て稼働しなくなります。早く原発に変わるものを作らないと大変ですが原発はもういらないです。ともあれ亡くなられた方やまだ行方が分からない方もたくさん見えますが3・11には心から合掌したいと思います。
さて、今年の入試はさておき新年度生の募集についてお話をしたいと思います。現在の中学2年生からはかなり厳しくなってきます。どうなるかと云いますとこのようになります。
http://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku-bunka-sports/gakko-kyoiku/nyushi/shimonkai/index.data/231125_toushingaiyo.pdf
これは岐阜県教育委員会による諮問会『答申』によるもので平成23年11月25日の書類です。長いので7ページの7、つまり最後のページを見てください。まとめが載っています。現行と新体制が掲載されていますがこれは最終結論にほぼ近いものです。ですから来年からは岐阜学区の普通科は激戦区になります。このことは先日教材業者から聞いた話ですが個別指導塾がかなり多く3:7位の比重になっているとのことです。つまり集団が3で個別が7の割合だそうです。
ちょっとこの数字においては驚きでした。個別が非常に多くなってきているのです。ですから特徴がない個別は段々消えていくのですが次から次へと出来てくるようです。反面集団塾にしましても生徒数が少ないですから以前のようにクラス分けが出来ない。一クラスで指導している集団もあるようです。これでは何をしているのか分からないのですがやはり個性的な特徴を持った塾が残っているようです。名前だけが先行しても実の無い授業では何の役にも立たない。それよりももっともっと子供たちが要求することに答えてあげたい。そんな気持ちで一杯です。
元より塾と云うものはボランティアの精神が無ければやっていけないような気がしています。私は脱サラで14年もこの仕事をしていますが最初は大変でした。教職課程を大学時代に取ったと云ってもそんなものはそれ程役には立たなかったです。周りの方に色々支えてもらって今日まで来ましたが何が一番私を支えてくれたかと云いますと『合格したよ・・・』『点数が上がったよ・・・』などの子供たちの言葉が支えでした。そして年月が重なるにつけ子供たちをリードしていく筈がいつしか教えられていたような気が致します。ですから今子供たちは何が欲しいのか・・・、何を求めているか・・・。そして時代はどう動いているのか・・・。その見極めが大事だと思うのです。
来年度からは特色化選抜はなくなりますが特色化の特徴である隣接地域や内申点と筆記試験の割合を高校側が決めることは残されます。ですからかなり岐阜学区の上位5校は厳しさが増すことになります。
新しい生徒が入塾に見えますが非常に共通していることは『もっと自分の子供は出来る筈だ・・・』と云う考え。そしてまた『勉強の仕方さえ分かればできる・・・』と云う言葉を多く聞きます。確かにどのお子様ももっとできる筈だと思います。そして勉強の仕方が分かればもっと出来ます。個別は厳密に云えば『個別に指導方法を変えて指導する』と云うことではないでしょうか・・・。
しかしこのことが実はかなり難しいのです。10人十色でして同じことを話しても理解出来る子もいれば出来ない子もいます。何故なら理解力はみんな違うわけですから。また指導方法もその子の目線に合してあげることが大事です。
岐阜市内の個別指導で学生を使っていない塾はありません。S塾やSy塾等全員自分の先生です云っていますが求人誌にはちゃんと募集をしています(笑)。また集団塾でも多くの塾が学生を使用しています。学生が悪いとは云いません。私たちも学生が主体です。ですが問題は指導方法が徹底していればいいのですがバラバラな場合は困るわけでそこが分岐点のような気が致します。
そんな訳で講師研修を繰り返し致しますが講師の方には伝道師のような気持ちで次の世代に伝えて欲しいと云っています。
勉強の仕方を教えましょう!
ノートの取り方を教えましょう!
そんなことは分かっている方にはもっと難易度の高いものを提供しましょう。例えば新中学2年生の生徒が中学3年の教材それも難易度Aクラスの問題を平常授業でやるとしたらどう思われますか?私の教室には現に要るのです。それが個別なのです。また新中学2年生が1年生の最初からやり直したい。私は大学に行きたい・・・。声を絞り出すように消えそうな声で目にうっすらと涙を浮かべ訴えてきたとしたらあなたならどうしますか?
「では1年生のクラスに戻ってやり直ししましょう・・・」。なんて云えるでしょうか?
集団では出来ない。個別であるから出来るということです。従って3:7にまで個別が急激に増えて来ているのです。
また高校生はどうでしょうか・・・。今の高校の形態は映像が主流を占めています。そして学校別に指導しているのが目立ちます。いづれも集団形態に間違いはないのです。ですが映像を見ても分からない。辞めたいがお金を全額支払っているから辞めるに辞めれない・・・(これは訪問販売法に抵触するおそれもありますが・・・)。学校別では下の方だから分からない・・・。また逆にもっと上位の難関大学を目指したいのに物足りない。センター70%でなくセンター80%から90%を目指したい・・・。それは個別しかないのです。ただ指導する方が見えるかどうかが問題ですが・・・。
長良教室&芥見教室は医大生が主体の塾です。ぜひ90%センターを確保して難関大学を目指しましょう。勿論高校もしかり中学もしかりです。
残り少ない日を全力で頑張れ、受験生!
今週のYouTubeはZARDの『負けないで』を選びました。
http://www.youtube.com/watch?v=ImCrEGgET1E
<今週の言葉>
『我がいく道に茨多し、されど生命の道は一つ。この外に道なし、この道を行く』
武者小路実篤
新年度生募集中(下記HPアドレスから無料体験の申し込みが出来ます)
長良教室&芥見教室HP
<詳細>
http://mm.visia.jp/dozan/
長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170