岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室 Akamonゼミナール

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★長時間部活動と学力テスト

2017年09月03日 16時39分59秒 | 受験

★学力テスト結果と相関?

 9月に入って3日目、最初の日曜日です。夏期講習もやっと終わり平常授業に変わりました。そして生徒たちを待っていたものは部活動と学力テストの日々であります。
 
 9月10日(日)に高校生以外の生徒は志望校の判定(小学生は中学受験を希望する方だけ対象でそれ以外の方は全国模試です)を実施いたします。ということで久しぶりのお休みなので朝から友人と昔お世話になった喫茶店でお茶をして時間を潰し昼は一人でしたので得意な?スパゲティを作ってみました。半年ぶり位なのですが調味料が何処にあるのかよくわかりませんで油がありませんでした。よくわからないので結局マヨネーズを入れて作ってみましたがまあまあってとこでしょうか。自分のイメージとはかなりかけ離れたものでしたが取りあえず作って食べました(笑)。

 そんなことで今ブログの作成をしているのですがここで気になることは昨日9月2日(土)の岐阜新聞の記事の「長時間部活、見直しを」という記事に目が釘付けになりました。

 学校も塾も通常に戻りましたのでこの部活動についてお話を進めていきたいと思います。小学生は習い事といって毎日何かされている方が多いです。それは入塾の時に私どもは好きな曜日、時間は自由に選択ができるのですがこの曜日しか空いていないですってよく言われます。聞いてみますと毎日習い事をしてこの日しか空いていないというのです。そしてその延長に中学の部活動があります。中学の部活動は中体連として中学3年生は夏までしますがそれ以外の学年の生徒はずっと続きます。朝練、夕錬まであるようでバタバタと落ち着かない子も中には見えます。
 
 新聞の記事を見ると部活動が多く先生の「過度な負担」になっているということで文科省が改善を狙っているというものです。過度な労働力は精神的にも肉体的にもきついと思います。従って子供の面倒もいい加減になってしまいがちな傾向も中には見受けられます。
 しかし、現実問題としてテストとの因果関係は確かに下がっています。生徒も生徒で全く嫌っているわけではないです。その証拠に高校に進学しても部活動をやっているのです。先日インカレ選手権大会で優勝した早稲田大学の島袋君にしましても小学時代から中学、高校、大学とテニスをやっています。今年東京外国語大学に行ったK君は相変わらず陸上を続けています。
 部活動がその生徒の人生を変えてしまうこともたくさんあります。ほかにも野球やサッカーなどいつまでも続けている方が見える。人生そのものが部活動からの延長になっているのです。例えば先日のサッカーの長友選手や楽天に行った安楽投手、阪神に行った秋山投手などは(実家の校区)部活動が結局人生の生活に伝わり現在につながっています。
 
 私がいます芥見教室の藍川東中学校の校区には高橋尚子選手のご実家もあります。しかし、彼女の世界新記録やシドニーオリンピックの金メダリストは部活動の延長でした。県岐商に進み色々な苦難を越えて栄光を掴んだわけです。

 凡そ部活動で学級崩壊をした学年を立て直すのに部活動を利用するところもあります。また私立高校では生徒を集めるには有名校にするのが手っ取り早いわけですので何かスポーツで特徴を出せば集まって来るというのは自然の成り行きだと思います。
 ですから部活動が悪い訳では決してないのです。高校受験のする体力、高校の部活動はセンター試験を受けることの体力つくりでもあるのです。

 一方、先生の方はどうなんでしょうか。通常の授業と書類の山に埋まってそこまで生徒の面倒を見ていられないということかもしれません。先日東農の私立高校がそういうことで熱中症で倒れたとかTwitterやTVで放送されていましたがこれも行き過ぎた部活動の一例かと思います。
 しかし、この新聞記事については部活動とテストの相関を言っているわけです。部活動を熱心にすれば成績は下がると言っているのです。先生は過度な負担ではないかと文科省は述べているわけです。この兼ね合いが非常に難しいことは事実です。ですから普通科に行かれる方に熱心に部活動を強要してもやりたい子には問題はないのですがいやいやの子にはそこそこでいいのではないかと思います。全ての子が運動に適している、または適していなくとも体を動かす必要があるというのは通常誰でも理解ができますがそれでも嫌な方は嫌なのですからその辺の一律的は発想は辞めた方がいいかと思います。運動は苦手だが勉強は大好きな子もいれば勉強は苦手だけども運動は得意という子も見えるのです。頭を揃えていい場合もあるかもしれませんがどちらかといいますと自主性が重んじられなくて小学生が中学に入る前に説明会がありますが私どもの学校は全員部活動をしていただきますなんて言ってる学校の先生もお見えになるようです。
 
 日本人は何でも団体的に組織的に動かそうとします。これは先日の北朝鮮のミサイルのJアラートの音や新幹線を止めたり朝からTVをジャックしてみたり大いに問題を抱えているのですがロイター通信が頭を抱えている日本人の写真を世界中に報道してしまいました。ミサイルは4分で到達するのですが着水しましたと言えば問題はないのですが日本の上空を越えたということで煽り合ってしまいました。実際は大気圏は日本の領土ではありませんから何の問題もありません。そういうことを正しく報道した局も少なかったですが実態を必要以上大袈裟にするとこういうことになってしまいます。ですからミサイルが発射されることは事前に分かっていたのではないかと東京新聞(中日新聞)の望月衣朔子記者が菅官房長官に詰め寄ったのです。そして先に知っていたのなら知らせるべきではなかったのかと言っているのです。この話は長くなりますからこの辺で抑えておきますがともあれ何もかも一律、右に習えという考え方はあまり感心しません。
 
 ですから先生は過度な労働にならないような部活動の考え方を考えればいいのです。残業で夜遅くまで頑張っていられる方からのご批判はあるでしょうが問題は部活動によって成績が下がってくるということは自分の人生にどのように関わって来るのかということだと思います。来年は2800人ほど先生を増やすそうですが増やすことも大事ですがどうすれば効率よく子供の自主性を重んじてやっていけるかを考えればいいかと思います。

 基本的に私自身部活動は野球部でした。中学、高校といたしましたが高校は1年の夏までしか部活動はしていません。その後は本を読んだり書いたり当時流行の始まりでしたフォークソングなどの曲を作って過ごしていました。大学も学生運動はあまり興味はなかったものですから自分の世界で小説家の真似事をしていました。しかし、そのことで勉強が部活動を辞めたから上がったということもなかったです。逆に時間がありすぎて下がってしまったということに私の場合はなりました。

 長々と長文になってしまいましたが結局は個々の自主性を重んじていくことで先生の過度な労働力も解消の方向に進めていくことが大事かと思います。
 学習塾にしましても同様のことが云えます。お子様が小さいときには何が向いているだろうかと色々させてみます。そういった中で先般英雄になった藤井四段のような方が現れるのです。ですから塾にしましてもそれぞれ自主性の持ったお子様にあった塾の選択が大事です。塾の大きい小さいはその生徒にはあまり問題にはなりません。成績が上がった塾はその子にとってみればいい塾なのです。いくら大きい塾でも下がれば悪い塾となる訳でその子次第、その子の性格や個性を大事に自主性を持った学習をしていきたいと思います。それが明光義塾長良教室&芥見教室であれば嬉しいですが評価は保護者の方や生徒の皆さんがする訳ですのでアンケートを現在お願いしていますが少しでも理想に近づけていきたいと考えています。

<今日の言葉>
『希望が逃げて行っても勇気を逃がすな。希望はしばしば我々を欺くが、勇気は力の息吹である』
                      ブーテルヴェク


<今週のYouTube>
松浦亜弥×谷村新司の『秋止符』を選びました。
https://www.youtube.com/watch?v=HomcGIps0Aw

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<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

 

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