■市民オンブズマン群馬では、いよいよ明日7月8日(金)午後4時30分に群馬高専を訪問し、西尾校長に対してあらかじめ提出していた公開質問状の回答について直接ヒヤリングをすべく準備をしております。ところが、本日7月7日午後3時半ごろ、同校総務課の桜井課長から当会事務局長のところに電話があり、「明日の対応はできない。公開質問状の回答はこれからオンブズマン事務局あてにFAXしておく」と伝えてきました。群馬高専から送られてきた回答書は次の通りです。
**********PDF ⇒ 20160707qnfax.pdf
2016年7月7日15時37分 群馬工業高等専門学校 NO.1838 P.1
F A X 送 信 表
(平成28年7月7日)
宛 先: 市民オンブズマン群馬 小川 賢 様
送信枚数: 合 計 1 枚 (ただし本送信書は含みません。)
内 容: 平素よりお世話になっております。
貴殿より頂戴しております公開質問状について、
別添のとおり回答いたしますのでご査収ください。
発 信 者: 独立行政法人国立高等専門学校機構
群馬工業高等専門学校長 西尾 典眞
〒371-8530 群馬県前橋市鳥羽町580
TEL (027)254-9000(代表)
FAX (027)254-9022(総務課)
公開質問状への回答
事案の性質にかんがみ、また、関係者のプライバシー保護の観点から、回答については、差し控えさせていただきたい。
なお、本件に関しては、亡くなった学生のご家族の御意向を踏まえつつ、ご了解いただけた内容について他の学生やその保護者に対して、適宜説明を行っていること、亡くなったことの原因、背景と思われる事柄を学校として把握している訳でないことを申し上げる。
また、表題を「寮生連続怪死事件(仮称)」とするなど、貴団体の態度は、亡くなった学生のご家族のお気持ちを何等考慮しないものと思われ、遺憾の意を表明する。
**********
■併せて、マスコミからも問い合わせがありました。当会が記者クラブに対して取材要請をしたので、群馬高専側に当日の取材を申し入れたところ、学校側からは「中止」という理由で取材を断られたとのことです。当会は、群馬高専に対して、校長が公務で多忙の場合は寮務主事の教授を代理として面談相手となってもらえるように要請しています。なぜ、学校側がマスコミに対して「中止」と宣言したのか、不可解でなりません。
当会は、その主要な活動の際には、抜け駆けを防止するためにも、マスコミ各社に同じように情報提供を行うために、できる限り記者会見や、記者クラブへの情報の投げ込みなどを通じて、取材の協力を得やすい環境づくりに配慮しています。したがって、群馬高専側が、突然、「対応できない」として「(校長名での)公開質問状の回答書を送付する」という判断をした背景には、西尾校長が当会との面談に応じられない何らかの理由があったはずです。
その理由をきちんと確認するためにも、当会では明日午後4時15分に予定通り、群馬高専を訪れ、同4時25分に総務課を訪ねて、4時30分から学校長もしくは、しかるべき代理の幹部のかたに面談を要請する予定です。
そして、学校長が当会との面談に応じられない理由を確かめたいと思います。なぜなら、当会の取材要請に対して、学校側が「オンブズマンとの面談中止」を理由に、「取材に応じない」という対応を結果的にとったことで、マスコミ関係者による当会への不信感を醸成しかねないからです。
■さらに、今回、学校長の名前で期限日より1日早く送られてきた公開質問状の回答内容において、西尾校長自ら「寮生が亡くなったことの原因・背景と思われる事柄を学校として把握しているわけではない」と説明しています。
一方、当会では、これまで1年余りにわたるアカハラ問題、及び2年間に3件発生した寮生の不可解な死亡事件(当会はこの事件を「寮生連続不審死事件」※と呼んでいます)について、各方面から情報収集をしてきています。その中には、おそらく西尾学校長もご存じない情報もあるかもしれまぜん。
※当会注:これまで、3名の寮生のかたがたが亡くなられた経緯が全く不明だったため、(仮称)として「寮生連続怪死事件」と呼んでいましたが、今後はこの正式名称を採用いたします。
当会としては、学校長さえ知らない、そうした新事実を含むかもしれない情報をわかりやすく分類して、あらためて公開質問状として学校側に提出する必要性を痛感しています。
学校側は、明日のオンブズマンとの面談について「中止」を理由に、マスコミ関係者の取材を断ったのかもしれませんが、当会としては上記の理由で、新たな公開質問状を学校側に提出するとともに、西尾学校長との面談が実現するように、あらためて学校側に申し入れる予定です。
また、今回は群馬高専同窓会長の時任会長にも、学校のトップとの面談時の立会いをお願いしています。学校側が、一方的に「面談中止」を理由にマスコミの取材を断ったとしても、同窓会長の立会いは断れないのではないでしょうか。その意味でも、同窓会長の立会いを要請した当会としては、明日は予定通り、群馬高専を訪問する必要があるのです。
最後に、そのようなことはないとは思いますが、万が一、群馬高専側が、オンブズマンとの面談を一方的に忌避するような場合には、その理由を学校側によって教示していただく必要があると考えています。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
**********PDF ⇒ 20160707qnfax.pdf
2016年7月7日15時37分 群馬工業高等専門学校 NO.1838 P.1
F A X 送 信 表
(平成28年7月7日)
宛 先: 市民オンブズマン群馬 小川 賢 様
送信枚数: 合 計 1 枚 (ただし本送信書は含みません。)
内 容: 平素よりお世話になっております。
貴殿より頂戴しております公開質問状について、
別添のとおり回答いたしますのでご査収ください。
発 信 者: 独立行政法人国立高等専門学校機構
群馬工業高等専門学校長 西尾 典眞
〒371-8530 群馬県前橋市鳥羽町580
TEL (027)254-9000(代表)
FAX (027)254-9022(総務課)
公開質問状への回答
事案の性質にかんがみ、また、関係者のプライバシー保護の観点から、回答については、差し控えさせていただきたい。
なお、本件に関しては、亡くなった学生のご家族の御意向を踏まえつつ、ご了解いただけた内容について他の学生やその保護者に対して、適宜説明を行っていること、亡くなったことの原因、背景と思われる事柄を学校として把握している訳でないことを申し上げる。
また、表題を「寮生連続怪死事件(仮称)」とするなど、貴団体の態度は、亡くなった学生のご家族のお気持ちを何等考慮しないものと思われ、遺憾の意を表明する。
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■併せて、マスコミからも問い合わせがありました。当会が記者クラブに対して取材要請をしたので、群馬高専側に当日の取材を申し入れたところ、学校側からは「中止」という理由で取材を断られたとのことです。当会は、群馬高専に対して、校長が公務で多忙の場合は寮務主事の教授を代理として面談相手となってもらえるように要請しています。なぜ、学校側がマスコミに対して「中止」と宣言したのか、不可解でなりません。
当会は、その主要な活動の際には、抜け駆けを防止するためにも、マスコミ各社に同じように情報提供を行うために、できる限り記者会見や、記者クラブへの情報の投げ込みなどを通じて、取材の協力を得やすい環境づくりに配慮しています。したがって、群馬高専側が、突然、「対応できない」として「(校長名での)公開質問状の回答書を送付する」という判断をした背景には、西尾校長が当会との面談に応じられない何らかの理由があったはずです。
その理由をきちんと確認するためにも、当会では明日午後4時15分に予定通り、群馬高専を訪れ、同4時25分に総務課を訪ねて、4時30分から学校長もしくは、しかるべき代理の幹部のかたに面談を要請する予定です。
そして、学校長が当会との面談に応じられない理由を確かめたいと思います。なぜなら、当会の取材要請に対して、学校側が「オンブズマンとの面談中止」を理由に、「取材に応じない」という対応を結果的にとったことで、マスコミ関係者による当会への不信感を醸成しかねないからです。
■さらに、今回、学校長の名前で期限日より1日早く送られてきた公開質問状の回答内容において、西尾校長自ら「寮生が亡くなったことの原因・背景と思われる事柄を学校として把握しているわけではない」と説明しています。
一方、当会では、これまで1年余りにわたるアカハラ問題、及び2年間に3件発生した寮生の不可解な死亡事件(当会はこの事件を「寮生連続不審死事件」※と呼んでいます)について、各方面から情報収集をしてきています。その中には、おそらく西尾学校長もご存じない情報もあるかもしれまぜん。
※当会注:これまで、3名の寮生のかたがたが亡くなられた経緯が全く不明だったため、(仮称)として「寮生連続怪死事件」と呼んでいましたが、今後はこの正式名称を採用いたします。
当会としては、学校長さえ知らない、そうした新事実を含むかもしれない情報をわかりやすく分類して、あらためて公開質問状として学校側に提出する必要性を痛感しています。
学校側は、明日のオンブズマンとの面談について「中止」を理由に、マスコミ関係者の取材を断ったのかもしれませんが、当会としては上記の理由で、新たな公開質問状を学校側に提出するとともに、西尾学校長との面談が実現するように、あらためて学校側に申し入れる予定です。
また、今回は群馬高専同窓会長の時任会長にも、学校のトップとの面談時の立会いをお願いしています。学校側が、一方的に「面談中止」を理由にマスコミの取材を断ったとしても、同窓会長の立会いは断れないのではないでしょうか。その意味でも、同窓会長の立会いを要請した当会としては、明日は予定通り、群馬高専を訪問する必要があるのです。
最後に、そのようなことはないとは思いますが、万が一、群馬高専側が、オンブズマンとの面談を一方的に忌避するような場合には、その理由を学校側によって教示していただく必要があると考えています。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】