■バイオマスの名のもとに、これまで営々と葉の光合成により空気中の炭酸ガスを吸収し木材中に炭素として蓄積されてきた間伐材等を20年間毎年8万トンずつ合計160万トンも燃やし続ける前橋バイオマス発電。しかも、その木材中には東電の福島原発由来の放射性物質が含まれているにもかかわらず、全く有効な対策をとらないまま、しかも、県条例で定められているはずの環境アセスメントを特別に免除されるという、まさに亡国の事業が赤城山南麓で新年早々本格稼働を始めようとしています。事業主体の東電グループの関電工は、本格稼働に先立ち、12月22~23日にかけて、周辺住民の希望者の中から抽選で90名を対象に工場見学会を実施するとして、チラシを配布しました。しかし、当会をはじめ、この亡国事業に当初から異議を唱えている住民団体は、これまで一貫して施設の立入り調査を要請してきたにもかかわらず、関電工は何の配慮もしていません。そこで、12月5日に当会など3団体の代表が連名で、関電工に対して、次の内容の書面を提出し、早期に施設の公開を実施するよう申し入れました。
*****関電工宛て謹奏状*****PDF ⇒ 20171205r2dhoocxdhjicrgfj.pdf
平成29年12月5日
株式会社関電工
取締役社長・社長執行役員 森戸義美 様
前橋バイオマス発電株式会社
代表取締役社長 野本健司様
(写)群馬県知事 大澤正明様
(写)前橋市長 山本龍様
市民オンブズマン群馬
代表 小川 賢
赤城山の自然と環境を守る会
会長 横川 忠重
赤城南麓の環境と子どもたちを守る会
会長 井上 博
謹 奏
前橋バイオマス燃料及び前橋バイオマス発電の工場公開実施のお願い
拝啓 貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
私たち三団体は、これまで、安心・安全な生活環境保全と自然環境保護の観点から、地域住民の不安解消を目的に、貴社の担当窓口と度重なる会議や交渉を行ってまいりましたが、昨年3月27日の説明会を最後に、全く聞く耳を持つことなく貴社に無視されたまま今日に至っております。
現在は、貴社による燃焼試験が重ねられており、年明け早々には稼働させるべく事業開始に向け最終段階の様ですが、私たちの不安の解消は全くされておらず、かえって御社に対する不信が募るばかりです。このまま事業が開始されても、事業状況などの情報公開は私たちに一切されないのではないかと不安でいっぱいであります。
宮城地区住民には、今年12月22日、23日予定で見学会の案内が届いているようですが、これまでの経緯を考えますと、貴社に誠意を見せていただくためにも、貴社がお決めになった半径500メートルの地域住民の窓口となった私たちに、別日の12月中に工場の公開を強く求めます。
以上
**********
■また、11月から再三にわたり試運転中のバイオマス発電施設から煙を浴びせられている近隣住民は、思い余って前橋市長あてに2017年12月6日22:10に「件名: 前橋バイオマス発電所から多量の煙で困っています。」と題する直訴メッセージを発信しました。
*****直訴メール*****
日付: 2017年12月6日 22:10
件名: 前橋バイオマス発電所から多量の煙で困っています。
To: "shiseihasshin@city.maebashi.gunma.jp" shiseihasshin@city.maebashi.gunma.jp
山本市長さま
こんばんは。鼻毛石町xxxxに住居を構えているものです。
日々、前橋市の発展、市民の生活改善にご尽力いただき篤く御礼申し上げます。
11月中旬以降、建設中の前橋バイオマス発電所の煙突、発電所から白煙、黒煙があがっています。12月6日の午後5時ごろからも煙突からもくもくと黒煙があがり住宅地を覆っています。東よりの風に流され住宅地に押し寄せてくています。赤城山から吹き下ろす風で流れてきます。それもそのはず100m程度しか離れていないのですから。試運転のようですが来年から本格稼働と噂で聞いています。このままでは洗濯物もほせないのではないかと心配しています。放射性物質、微小有害物質による健康被害が一番心配です。私たちにも生活権、居住権があるはず、前橋市にはそれを奪う権利などないはずです。添付の煙突、発電所からの煙を見てください。私達の住居に煙が押し寄せてくるのは煙突の高さも低いこと、赤城おろし等々が要因と推定されます。これから何十年も続くことは耐えられせん。私の住宅ごと前橋市で買い取ってほしいです。
(これは本音です。)
2年前から建設の反対運動及び環境配慮計画の見直し、放射能汚染対策等々を環境政策課に10回以上お願い陳情、打合せに出向いていますが全く進展がありません。関電工と8回程度打合せした内容もその都度、前橋市に報告していますが何も進展ありません。
平成27年9月29日に前橋市、関電工他が「前橋市宅地開発指導要綱に基づく事前協議に関する覚書」8.政策推進課(3)・・・自主的な環境影響評価の実施・・・が言及されています。環境影響評価をきちんと実施すれば煙が住宅地の軒下まで流れ込むことなどないはずと思うのは私だけでしょうか!きちんと評価しているか確認して頂きたくお願いします。
発電開始前に業者が約束した事項、環境配慮計画の担保、定期な監視査察等について覚書を取り交わしてほしいお願を何回も、何回も環境政策課にお願いしていますが現在、全く進展がありません。
山本市長から状況確認して頂き、改善して頂きたくお願い申し上げます。
昨日の上毛新聞(ネット配信)に前橋☛高崎 企業の群馬事業書移転止まらず の記事ありました。前橋住民として悲しいことですが前橋市の現況、バイオマス発電所関連の行政との打合せ等からも納得できる気がします。
山本市長のご指導の元、活気ある前橋市行政にして頂きたく切にお願いします。同時に“煙対策、放射能対策、騒音対策”を早急に実施して頂きたくお願いします。兎に角、行政が足を運んで現場を見てほしい。早期の返信をお待ちしています。
鼻毛石町XXXX ○○ ○○
↑2017 年 11 月 30 日 12 時 前橋バイオマス発電所の白煙↑
*********
■事業主体である関電工や、住民の安全・安心な生活環境保全の担保責任を有する行政が、どのような対応をとるのか、あるいは無視するのか、皆さんとともに注視していきたいと思います。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
*****関電工宛て謹奏状*****PDF ⇒ 20171205r2dhoocxdhjicrgfj.pdf
平成29年12月5日
株式会社関電工
取締役社長・社長執行役員 森戸義美 様
前橋バイオマス発電株式会社
代表取締役社長 野本健司様
(写)群馬県知事 大澤正明様
(写)前橋市長 山本龍様
市民オンブズマン群馬
代表 小川 賢
赤城山の自然と環境を守る会
会長 横川 忠重
赤城南麓の環境と子どもたちを守る会
会長 井上 博
謹 奏
前橋バイオマス燃料及び前橋バイオマス発電の工場公開実施のお願い
拝啓 貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
私たち三団体は、これまで、安心・安全な生活環境保全と自然環境保護の観点から、地域住民の不安解消を目的に、貴社の担当窓口と度重なる会議や交渉を行ってまいりましたが、昨年3月27日の説明会を最後に、全く聞く耳を持つことなく貴社に無視されたまま今日に至っております。
現在は、貴社による燃焼試験が重ねられており、年明け早々には稼働させるべく事業開始に向け最終段階の様ですが、私たちの不安の解消は全くされておらず、かえって御社に対する不信が募るばかりです。このまま事業が開始されても、事業状況などの情報公開は私たちに一切されないのではないかと不安でいっぱいであります。
宮城地区住民には、今年12月22日、23日予定で見学会の案内が届いているようですが、これまでの経緯を考えますと、貴社に誠意を見せていただくためにも、貴社がお決めになった半径500メートルの地域住民の窓口となった私たちに、別日の12月中に工場の公開を強く求めます。
以上
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■また、11月から再三にわたり試運転中のバイオマス発電施設から煙を浴びせられている近隣住民は、思い余って前橋市長あてに2017年12月6日22:10に「件名: 前橋バイオマス発電所から多量の煙で困っています。」と題する直訴メッセージを発信しました。
*****直訴メール*****
日付: 2017年12月6日 22:10
件名: 前橋バイオマス発電所から多量の煙で困っています。
To: "shiseihasshin@city.maebashi.gunma.jp" shiseihasshin@city.maebashi.gunma.jp
山本市長さま
こんばんは。鼻毛石町xxxxに住居を構えているものです。
日々、前橋市の発展、市民の生活改善にご尽力いただき篤く御礼申し上げます。
11月中旬以降、建設中の前橋バイオマス発電所の煙突、発電所から白煙、黒煙があがっています。12月6日の午後5時ごろからも煙突からもくもくと黒煙があがり住宅地を覆っています。東よりの風に流され住宅地に押し寄せてくています。赤城山から吹き下ろす風で流れてきます。それもそのはず100m程度しか離れていないのですから。試運転のようですが来年から本格稼働と噂で聞いています。このままでは洗濯物もほせないのではないかと心配しています。放射性物質、微小有害物質による健康被害が一番心配です。私たちにも生活権、居住権があるはず、前橋市にはそれを奪う権利などないはずです。添付の煙突、発電所からの煙を見てください。私達の住居に煙が押し寄せてくるのは煙突の高さも低いこと、赤城おろし等々が要因と推定されます。これから何十年も続くことは耐えられせん。私の住宅ごと前橋市で買い取ってほしいです。
(これは本音です。)
2年前から建設の反対運動及び環境配慮計画の見直し、放射能汚染対策等々を環境政策課に10回以上お願い陳情、打合せに出向いていますが全く進展がありません。関電工と8回程度打合せした内容もその都度、前橋市に報告していますが何も進展ありません。
平成27年9月29日に前橋市、関電工他が「前橋市宅地開発指導要綱に基づく事前協議に関する覚書」8.政策推進課(3)・・・自主的な環境影響評価の実施・・・が言及されています。環境影響評価をきちんと実施すれば煙が住宅地の軒下まで流れ込むことなどないはずと思うのは私だけでしょうか!きちんと評価しているか確認して頂きたくお願いします。
発電開始前に業者が約束した事項、環境配慮計画の担保、定期な監視査察等について覚書を取り交わしてほしいお願を何回も、何回も環境政策課にお願いしていますが現在、全く進展がありません。
山本市長から状況確認して頂き、改善して頂きたくお願い申し上げます。
昨日の上毛新聞(ネット配信)に前橋☛高崎 企業の群馬事業書移転止まらず の記事ありました。前橋住民として悲しいことですが前橋市の現況、バイオマス発電所関連の行政との打合せ等からも納得できる気がします。
山本市長のご指導の元、活気ある前橋市行政にして頂きたく切にお願いします。同時に“煙対策、放射能対策、騒音対策”を早急に実施して頂きたくお願いします。兎に角、行政が足を運んで現場を見てほしい。早期の返信をお待ちしています。
鼻毛石町XXXX ○○ ○○
↑2017 年 11 月 30 日 12 時 前橋バイオマス発電所の白煙↑
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■事業主体である関電工や、住民の安全・安心な生活環境保全の担保責任を有する行政が、どのような対応をとるのか、あるいは無視するのか、皆さんとともに注視していきたいと思います。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】