曇っているはずの空が晴れ
8時の月はこうこう
高く高く
喜びも
悲しみも
いく年月
夜深く
闇深く
黒く黒く広がる巷の
隅々まで届く月明かりの
その
神々しい明るさの
まぶしい存在
いつか
分かるかもしれない
生きる意味とか
生きる手段とか
生きる心とか
宇宙のリズムから言えば
ほんの一瞬の出来事
くやしさや
憤りや
無念さや
怒りや
恨みが
つまらなく
傷ついた痛みや
裏切りられた重たさや
押しつぶされた深さも
みな洗って
神々しく
空っぽになった体の
隅々まで
まるで
絵描きのモデルになって
自分を見つめる熱い眼差し
誇らしく
横たわる
さよなら
なぜかそう言いたくなって
天の川の
西と東の
姫と皇子のような
純粋に思いあう
いとおしい気持ちになって
また
明日ねと
月にいう
幼子の寝姿と
幼子の笑顔と
幼子の声に
癒され眠る前
月とともに
蝋梅の花
部屋をうるおす
8時の月はこうこう
高く高く
喜びも
悲しみも
いく年月
夜深く
闇深く
黒く黒く広がる巷の
隅々まで届く月明かりの
その
神々しい明るさの
まぶしい存在
いつか
分かるかもしれない
生きる意味とか
生きる手段とか
生きる心とか
宇宙のリズムから言えば
ほんの一瞬の出来事
くやしさや
憤りや
無念さや
怒りや
恨みが
つまらなく
傷ついた痛みや
裏切りられた重たさや
押しつぶされた深さも
みな洗って
神々しく
空っぽになった体の
隅々まで
まるで
絵描きのモデルになって
自分を見つめる熱い眼差し
誇らしく
横たわる
さよなら
なぜかそう言いたくなって
天の川の
西と東の
姫と皇子のような
純粋に思いあう
いとおしい気持ちになって
また
明日ねと
月にいう
幼子の寝姿と
幼子の笑顔と
幼子の声に
癒され眠る前
月とともに
蝋梅の花
部屋をうるおす