日々

穏やかな日々を

夜間・休日、医療外診療費請求

2010年11月09日 08時00分56秒 | 仕事
夜間・休日、医療外診療費請求へ 軽症患者に3360円 群馬・桐生厚生総合病院
2010年11月6日 提供:毎日新聞社


桐生厚生総合病院:夜間・休日、医療外診療費請求へ 軽症患者に3360円 /群馬



 桐生市と近隣自治体が運営する桐生厚生総合病院(病床数514、丸田栄院長)は来年2月から、軽症患者が平日の夜間や休日に診療を受ける場合、一回3360円の医療外診療費を新たに請求することを決めた。「深夜と休日は待たなくてすむ」「処方薬がなくなっていた」などの理由で受診する「コンビニ受診」のケースが多く、丸田院長は「地域医療拠点を守るため、受診者も協力してほしい」と訴えている。

 同病院は桐生市、みどり市を基盤に、地域基幹病院として高度医療を担っている。埼玉県熊谷市や栃木県足利市など隣接県からも患者が救急搬送される。

 丸田院長によると、新臨床研修制度の導入などが影響し、医師数は06年の74人から65人に減少。過酷な勤務をこなしながら地域医療を守り続けているが、自家用車代わりに救急車で搬送されてくる軽症患者や、軽症にもかかわらず夜間に酔って診断に訪れ、医師に絡む事例もあるという。

 同病院は、掛かり付け医や地域の当番医の受診を呼びかけているが実効性が上がらないため、医療外診療費の請求を決めた。治療に当たる医師が請求の是非を判断する。丸田院長は「専門医による適切な診察を受けるためにも、なるべく時間内に受診してほしい」と話している。

 同様の制度は既に群馬大医学部付属病院と前橋赤十字病院でも導入され、時間外の利用者が3割程度減ったという。【塚本英夫】


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医療の諸問題・チーム医療

2010年11月09日 07時49分38秒 | 仕事
11/8号 医師は王様?リーダー? 日病がチーム医療シンポ
2010年11月08日

 「チーム医療とは専門職種が専門性を発揮し、医師をリーダーとして対等な関係で連携できること。医師はエンジン、クリティカルパスは車軸、専門職種は車輪」(比留間惠・東大和病院看護部長)

 「臨床研修の到達目標の一つに、『チーム医療』があり、研修医はチームから様々なことを学ぶ。それだけでなく、医学部在学中からチーム医療を意識した学習の場が必要」(清水貴子・聖隷浜松病院研修センター長)

 11月6日、日本病院会主催「病院診療の質向上とチーム医療に関するシンポジウム」が都内で開催されました。厚生労働省のチーム医療に関する検討会では、特定看護師(仮称)の議論に代表されるように、各職種の業務範囲が現時点での中心課題(『日医の看護業務調査、厚労研究班と対照的な結果に』などを参照)。

 これに対し、シンポジウムでは、多職種によるチーム医療をいかに円滑に実践するかに力点が置かれました。医師、看護師、薬剤師、事務職員などの立場のシンポジストが発言しましたが、共通していたのはコミュニケーションやマネジメントの重要性です。

 チーム医療の形態は様々ですが、各種指示の多くは医師が出し、また職種で業務・役割が重なる部分は医師の調整を必要とすることなどから、医師がチームの要であるとの認識についてはほぼ一致。「医師には、一技術者でなく、リーダー的役割を担ってもらいたい。そうでないとチームは成長しない。研修医、あるいは医学生の時代に、様々な職種とコミュニケーションを取るところから、教育をしていく必要があるのではないか」(桑原健・国立病院機構南京都病院薬剤科長)。



 とはいえ、「昭和大学の附属病院全体で、医師以外の職種でワークショップを実施したが、チーム医療の問題点として、『医者が王様』、『医師の指示を受けることが多く、意見が出せない』、『看護の意見が強く言えない』などの意見が出た」(阿久津直利・昭和大学藤が丘病院事務長)、「医師の意見には圧迫感がある。各職種の意見をちゃんと咀嚼して受け入れてもらいたい」(比留間氏)など、シンポジウムでは様々な苦労話も。

 こうした発言を受け、フロアから発言した民主党衆議院議員で、医師の吉田統彦氏は、「医師が性悪説であるとの発言があったが、医師も人間。上から何かを押し付けるのではなく、医師を尊重してこそチーム医療が成り立つのではないか」とコメントした上で、医学部でチーム医療の教育を行うことを文部科学省に既に提言していることを紹介しました。

 そのほか、シンポジウムではチーム医療の形態など、多岐にわたる議論が展開されました。「急性期、亜急性期、維持期など、ステージにより医療の視点や役割が違い、チーム医療のあり方も異なる」と指摘したのは、日病の病院診療の質向上検討委員会副委員長で、長崎リハビリテーション病院理事長の栗原正紀氏。

 栗原氏の話でユニークだったのが、急性期病棟における「栄養サポートチーム」、「感染対策チーム」、「呼吸ケアチーム」などを「特殊部隊」と形容した点。「専門職種が少ないために、課題ごとに特殊部隊を構成して対応しなければならないのが現状。理想は、職種が各病棟に配置される形態であり、それにより各職種が協業しながらチーム医療を実践できる」(栗原氏)。なお、長崎リハビリテーション病院では、看護部、リハビリ部などを廃止、ユニット(24床が1ユニット)ごとに、医師、看護師、リハビリスタッフなどがチームを組む体制で運営、ナースステーションもスタッフステーション、ナースコールもスタッフコールにそれぞれ名称を変更するなど、様々な工夫をしながら、チーム医療を実践しています。

 シンポジウムの総合司会で、厚労省の「チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ」の座長でもある、有賀徹・昭和大学病院副院長は最後に、以下のように述べ、シンポジウムを締めくくりました。

 「医師が多忙か否かにかかわらず、チーム医療は現に存在しなければならず、歴史的な必然性がある。研修医、さらには医学教育の時代からそれを教えないと医療が成り立たなくなっている。チーム医療が密になればなるほど、論理的には各職種の専門性は高まる。そうした意味では、今回の看護師の話(特定看護師の話)も、歴史的な必然性があると私は理解している。

 また、在宅医療では、各職種が互いの仕事をカバーし合いながら協業しているが、急性期医療を含めていかにそれを実践するかが課題。『チーム医療を実践するのは、医療者として当たり前』と精神論を言うのではなく、業務として実践するには、体系的、理論的な話も必要で、今後、議論していきたいと思っている」

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医療の諸問題・がんとの闘い

2010年11月09日 07時48分55秒 | 仕事
医療の現場を知ろう。


11/7号 「朝日報道」の検証と同時に、臨床研究の議論を
2010年11月07日

 10月15日の朝日新聞一面に掲載された、東京大学医科学研究所(以下、医科学研究所)のがんペプチドワクチンの臨床研究をめぐる報道、『「患者が出血」伝えず、東大医科研、提供先に』に対し、様々な団体から抗議声明などが出されています。

 まず当事者である医科学研究所は15日に会見を開いたほか、病院のホームページに患者さん向けの説明を掲載(PDF:72.49KB、PDF:152.88KB)、11月4日には、記事が医科学研究所の名誉・信用を毀損、がんワクチン研究開発に悪影響を及ぼすとして、『貴社記事に対する抗議及び謝罪・訂正請求書』を朝日新聞社に出しています(PDF:76.98KB)。同研究所が問題視する点は、こちらの資料(PDF:44.36KB)に掲載されています。

 がんの患者会関係では、NPO法人パンキャンジャパン、NPO法人グループ・ネクサス、卵巣がん体験者の会スマイリーら、計41の会の有志が10月21日、「がん臨床研究の適切な推進に関する声明文」を公表(『がんの患者団体では、がん臨床研究の停滞を憂慮、41の患者会有志』を参照)。

 そのほか、医師の有志らが署名活動を開始するなど、様々な動きに発展しています。主なものは以下の通りです。

10月22日 日本癌学会・日本がん免疫学会 
 朝日新聞の記事(10月15・16日)に関して -- がん関連二学会からの抗議声明 -
10月27日 「医療報道を考える臨床医の会」(発起人代表:帝京大学ちば総合医療センター 小松恒彦氏)、署名活動開始 
10月29日 日本医学会
 「事実を歪曲した朝日新聞がんペプチドワクチン療法報道」
10月29日 Captivation Network 臨床共同研究施設
 朝日新聞社と「報道と人権委員会」に抗議文

 前述の11月4日の医科学研究所の『貴社記事に対する抗議及び謝罪・訂正請求書』では、朝日新聞社に対し、「本書面到達後2週間以内」に回答するよう求めており、朝日新聞社側の対応が注目されます。

 さて、今回の報道の検証がまず重要ですが、今回の機会を臨床研究の議論に発展させるという視点もあるのではないでしょうか。日本における臨床研究、治験のネックの一つは対象者が集まりにくい点ですが、一般の方の関心が高まりを、臨床研究等への理解につなげるという意味です。

 また現在、中医協などで、ドラッグ・ラグ解消に向けた議論が進められています。10月27日の中医協総会では、保険外併用療養の「先進医療」の形で未承認薬・適応外薬のデータが蓄積されても、薬事法上の承認を得るためには新たに治験を実施しなければならない現状が議論されました(『新薬の「14日間処方制限」、既収載薬の配合剤では適用せず』の最後の部分を参照。議事録は厚労省のホームページに掲載)。医療者や患者さんなどが集まり、改めて臨床研究と治験のあり方の議論に発展することが期待されます。


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一生懸命お世話してくださってるヘルパーさん達はどうなるの?

2010年11月09日 01時27分04秒 | 仕事
介護保険 家事援助除外も…厚労省方針
2010年11月6日 提供:読売新聞

市町村判断で可能に

 2012年度から実施される介護保険制度改正で、厚生労働省は5日、要支援者向けの掃除や調理などの家事援助について、市町村の判断で保険給付の対象から外せる仕組みを創設する方針を固めた。

 除外した市町村では、そのかわりに、見守りや配食を含む総合的な生活支援サービスに家事援助も組み込むことになる。

 現行の制度では、介護度が軽い要支援1、2の認定を受けた人は、「介護予防給付」の名目で掃除や調理といった家事援助サービスなどを受けている。これに対し、見守りや配食サービスなどは、介護保険給付とは別に自治体が主に税金で提供している。

 同省では、認知症や一人暮らしの高齢者が今後増えることから、介護保険外の見守りや配食などのサービスを充実させる反面、保険財政の効率的な運営も期待できるとしている。


 自治体によっては大幅なサービス低下を招く恐れもあり、利用者の反発も招きそうだ。

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着物を着ることについて

2010年11月09日 00時46分22秒 | お茶
ほんとに20年ぶり、いや正確には22年ぶりに着物を着ることになった。
お茶会があり、40周年記念のお茶会なので、着物を着ることが条件でもあり
それぐらいの決めごとがないと着物着ないしね、また、着物を着ないと作法が出来ないし、
とてもいいことだと思うよ。
日本人の民族衣装ともいえるから
もっともっと着ればいいね~

さて、足袋も買ったし
草履も出して汚れ落としを付けて拭いたし
着物も出してみたけど
ちょっと小物がね~さえないよ。
でもまあいいか、単なるお客さんだから

はてさてバックがないね~

ま、これもまあまあな古物で乗り切ろう
気にしない気にしない~~~

では、おやすみなさい

Mさま
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心臓血管タレント????

2010年11月09日 00時21分13秒 | 仕事
延吉病院長が「心臓血管タレント」に 小倉記念病院
2010年11月8日 提供:共同通信社

 北九州市の小倉記念病院の延吉正清院長が、動脈硬化やその原因となる高血圧、高コレステロールなどに関する啓蒙活動のため、「心臓血管タレント」としてデビューする。延吉院長はこれまで5万人以上の心臓血管の治療の実績があり、日本の心臓カテーテル治療の第一人者。日本で初めて手術ライブを開催するなど先進的な取り組みを進め、世界的にも高い評価を得ている。



心臓カテーテル治療
しないで済むような心臓を作ろうよね
まず、タバコ止めようよ
タバコ吸う人は健康保険料高くするって話が出てるらしいよ。


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後期高齢者医療制度の廃止「知らない」

2010年11月09日 00時14分36秒 | 仕事
後期高齢者医療制度の廃止「知らない」6割
2010年11月6日 提供:読売新聞

 内閣府が6日発表した「高齢者医療制度に関する世論調査」によると、政府が、75歳以上を対象とする現行の後期高齢者医療制度を廃止し、2013年度から新医療制度を開始するための検討を進めていることを知らない人が約6割に上った。

 厚生労働省は「国民の理解は進んでいない。より丁寧な説明を心がけたい」としている。

 新制度は、〈1〉75歳以上の後期高齢者を74歳以下と同じ保険制度とする〈2〉高齢者の保険料を抑えるため、大企業の健康保険組合や公務員の共済組合に負担増を求める--などが柱だ。しかし、新制度の検討を「知っている」と回答した人は40・5%にとどまり、59・5%は「知らない」と答えた。新制度のあり方に関しては、「適切」「どちらかといえば適切」が計51・8%で半数を超えた。「適切でない」「どちらかといえば適切でない」は計25・9%だった。



医療従事者である私でさえ
新制度の内容は知らない。
知らない者が怠慢なのか?
知らせる方が不十分なのか?
そもそも75歳以上の方々を後期高齢者と名付けたそのものに60歳以上は怒ったと思う。
なんか年取って馬鹿にされたようだと言っていた。

さあ、「胃ろう」しないで点滴でOKしようよ。
ナースは「胃ろうしてまで生きたいとは思わない」と言っているそうだけど、
ドクターはしてほしいとか?
さあ、どっちでしょう?

医療費はダントツ「胃ろう」が↑↑↑だよ

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