「ハムの佑ちゃん」こと斎藤佑樹投手
ダル、斎藤の“姿勢”を評価「しっかりしている」
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日本ハム・ダルビッシュが20日、札幌ドームに4万2326人を集めてで開催されたファンフェスティバルのトークショーでドラフト1位指名された斎藤の来季活躍について太鼓判を押した。
「凄くまじめそう。人間的にもしっかりしている」と周囲からどんなに騒がれても野球には真しに取り組む姿勢を評価した。球団との契約交渉ができていないことから話題の右腕は新入団発表を欠席。直接対面はならなかったが「(周囲のプレッシャーを気にせず)頑張ってほしいね」とエールも忘れなかった。
「ハムの佑ちゃん」始動 納会で早大に区切り即、練習
スポーツ報知 11月21日(日)8時1分配信
「ハムの佑ちゃん」が始動した。日本ハムにドラフト1位指名された早大・斎藤佑樹投手(4年)は20日、西東京市の早大グラウンドで行われた野球部の納会終了後、西武1位の大石達也投手(4年)と軽めのキャッチボール。明治神宮大会決勝から中1日も、十勝牛が振る舞われた納会で早大野球部員としての区切りをつけ、新たな一歩を踏み出した。
4年間の思い出はブルペンに置いてきた。雨の影響などを懸念し、屋根付きのブルペンで開催された納会。斎藤は涙ながらに惜別の言葉を絞り出した。「早稲田を選んでよかった。この仲間は一生の財産です」。50年前の「早慶6連戦」時の主将・徳武定祐さん(72)らOB、応武篤良監督(52)、全106人の部員の前で言い切った。その足で室内練習場へ移動し、大石とボールを投げ合った。
「今日は肉を思いっきり食べましょう」と指揮官の大号令でスタートした大バーベキュー大会。疲れを癒やしてくれたのは、北海道・十勝牛だった。ドラフトを終えて迎えた早慶戦後、同大の校友会「帯広稲門会」から大学側に寄付された。関係者の配慮で60キロ分のカルビとロースが届けられ、ナインは舌鼓を打った。
この日は、新チームの主将を決める投票を3、4年生で実施。100代目主将は最後の仕事を終えた。「これからはバラバラになりますが、皆で頑張りましょう」。紺碧(こんぺき)の空から北の大地へ続く道。「WASEDA」の誇りを胸に、一直線に突き進む。