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表情崩さず=鳩山氏安堵、小沢氏姿見せず-造反議員「自分で決めた」

2011年06月03日 23時50分46秒 | 
大差否決、首相
大差否決、首相表情崩さず=鳩山氏安堵、小沢氏姿見せず-造反議員「自分で決めた」
 内閣不信任決議案の採決は午後3時5分すぎ、野党議員の投票で始まり、「賛成」の白票が続いた。しかし与党議員に移ると、「反対」を示す青票が演壇に積み上がっていった。菅直人首相は充血した目で口を真一文字に結んだまま、硬い表情でじっと様子を見守った。自ら投票の際は、議長席に一礼し職員に青票を手渡した。
 大量の造反議員が出るとの前夜までの予想は一転、結果は大差の否決。「菅内閣不信任決議案は否決されました」。横路孝弘衆院議長が結果を告げると議場からは拍手が湧き起こったが、菅首相は表情を崩すことなく、深々とお辞儀すると足早に立ち去った。
 賛成を表明していたものの、一転反対に回った鳩山由紀夫前首相は、腕を組み神妙な面持ちで前を見据え、否決が決まると2度ほどうなずいた。議場の外に出ると安堵(あんど)した表情を浮かべ、菅首相から辞任の言葉を引き出したことについて「分裂は回避できたと思う」とほっとした様子。第2次補正予算案編成のめどが付いた段階で菅首相が退陣すると確認したと強調した上で「首相には身を引く決断を固めていただいたので、実現されるようわれわれとしても手続きを踏みたい」と話した。
 一方、賛成を表明して菅首相との対決姿勢を鮮明にし、多数派工作を続けていた小沢一郎元代表は、午後0時40分すぎに衆院第1議員会館に到着するも事務所に閉じこもったまま。側近議員約20人が集結し「自主判断」と決まった後も事務所を出ず本会議を欠席した。
 数少ない造反議員の一人、松木謙公前農林水産政務官。白票を投じた際には、野党席から大歓声が上がった。採決後、松木氏は「自分で決めたんだよ。小沢さんは小沢さん。僕は僕。自分で決める。最後は」と説明。さらに「(菅首相を)信任できないから賛成した。俺が言いたいことはそれだけだ」と声を荒らげた。
 同じく賛成票を投じた横粂勝仁議員は「敗戦にも匹敵する国難の中で、菅首相は国民を率いていけるリーダーではない」と断じた。(2011/06/02-20:58)

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永田町の“茶番劇”に財界も不快感「野党も戦略ミス」 (政治のあれこれ最低と婆さえ思うよ。)

2011年06月03日 12時20分42秒 | 私自身や健康
永田町の“茶番劇”に財界も不快感「野党も戦略ミス」
配信元:
2011/06/03 09:57更新
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茶番劇の裏に 官僚組織鳩が鷺(詐欺)に食われて大騒ぎ!!民主党に関するジョーク【不信任案否決】問われ続ける民主党議員…2975  持つべきものは鳩山さん民主党議員、選挙が怖かっただけ。今回の勝者と敗者はいったい誰なのだろう…経済界も人のことを言えた義理じゃないだ…
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記事本文 菅直人首相が将来の退陣を表明し、不信任決議案が否決される結果となった永田町の“茶番劇”には、「国民と政治の距離感は開くばかりだ」(長谷川閑史(やすちか)・経済同友会代表幹事)など、東西の経済界から政治レベルの低さを嘆く声が相次いだ。 関西経済同友会の大竹伸一代表幹事(NTT西日本社長)は「被災地不在の政争が繰り広げられたことは極めて遺憾」と不快感を表明。大阪商工会議所の佐藤茂雄(しげたか)会頭(京阪電気鉄道CEO)も「日本のリーダーは一体どこにいるのか」と嘆いた。また、大商の西村貞一副会頭(サクラクレパス社長)は「不信任案の提出はかなり唐突感があった。ちょっと早かったのではないか」と、野党の戦略ミスを指摘した。

 日本証券業協会大阪地区協会の沖津嘉昭会長(岩井コスモホールディングス社長)は「早期により発展的な政治体制を構築するよう引き続き求めたい」と、大連立への期待感を示し、つくだ煮を製造・販売する小倉屋柳本(神戸市東灘区)の柳本一郎社長は「ピンチをチャンスに変えるべく、各社が改革を進めることだ」と、経済人の自立を訴えた。

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カメレオンはあなたでしょ、鳩山さん小沢さん

2011年06月03日 11時35分16秒 | 
「それはウソ」色をなす鳩山前首相
読売新聞 6月3日(金)6時13分配信

 2日の菅首相の「退陣示唆」は、内閣不信任決議案の可決を回避するための方便だったのか――。

 攻防の舞台裏を検証した。(文中敬称略)

 ◆極秘作業◆

 菅の退陣に関する条件なのかどうかを巡って解釈が割れた鳩山前首相と菅の間の覚書は、菅の指南役、北沢防衛相と鳩山の側近、平野博文元官房長官が極秘にまとめ上げたものだ。

 「鳩山は時間をかけて話をすると、あっちへ行ったりこっちへ行ったり揺れるから、一気にやろう」

 平野と北沢が覚書作りに着手したのは1日夜。鳩山は不信任案賛成の意向を表明済みだったが、平野は鳩山の、北沢は菅の意向を確認しながら、何度も電話で文案を詰めた。

 2日午前、首相執務室。北沢は覚書を手に、枝野官房長官とともに菅に向き合った。

 「2次補正の編成とは、成立のことか」

 いぶかる菅に、北沢は「そこはぼかさないとダメです」と進言した。

 約1時間後、菅は平野、岡田幹事長らの前で鳩山と覚書を交わした。鳩山は覚書を退陣条件と考え、署名を求めた。菅は「党の中のことだから、信用してほしい」とかわした。しかし、両者の意図の違いは、菅がこの日、一度も「退陣」という言葉を使わなかったことに表れていた。

 ◆「終わり」の始まり◆

 玉虫色の合意のほころびは、すぐに表面化した。

 「それはウソだ。私と首相との間で、辞めていただく条件の話をした」

 岡田が2日昼の党代議士会後、菅の退陣時期について「区切っていない。(確認事項が続投の条件とは)言ってない」と記者団に語ったことを伝え聞いた鳩山は色をなして反論した。

 逆に、菅は「紙に書いてないのに、何を言っているんだ」と、鳩山への不信と怒りを周囲にぶちまけた。鳩山が代議士会で、2011年度第2次補正予算案の「編成のメド」をつけた段階で菅が辞任すると説明したからだ。

 鳩山には、小沢一郎元代表の顔も立てなくてはいけない事情があった。2日午前の菅との会談内容を小沢に報告した際、「どこまでしっかり詰めたのか」と問われ、「私が代議士会できちっと話をします」と約束したのだ。ただ、不信任案否決後、鳩山が議員会館のエレベーター前で居合わせた側近議員に語りかけた言葉には、菅への不信が色濃くにじんでいた。

 「まだ油断できない。もし約束不履行だったら(退陣を求める)両院議員総会を(実現する署名を)150人、いや250人は集めないといけない」

 矛先は岡田にも向いた。

 「岡田氏が小沢元代表は除籍と言っているって? 本当にやるなら、岡田氏のクビを取らなくては」

 当選1回の若手衆院議員は衆院本会議後、ため息交じりに「民主党の『終わり』は、まだ始まったばかりの気がする」とつぶやいた。 最終更新:6月3日(金)6時13分

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