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まめネット 島根発医療システム、ベトナムへ 今年末、稼働

2013年10月17日 01時03分30秒 | 仕事
まめネット 島根発医療システム、ベトナムへ 今年末、稼働
毎日新聞社 2013年10月9日(水) 配信


 県内各地の医療機関をつなぐネットワークシステム「まめネット」がベトナムに輸出される。開発した松江市の「テクノプロジェクト」が8日、ベトナム・ホーチミン市の医療系ソフトウエア開発会社「リンクス」と契約を締結した。今年末にも島根発のシステムが現地で動き出す。

 まめネットは「NPO法人しまね医療情報ネットワーク協会」(出雲市)が運営する。県内の病院や診療所をネットワーク化し、患者の電子カルテの共有などを進めている。テクノ社と同法人が共同開発したメードイン島根のシステムだ。

 輸出先はベトナム北部のビン市。中核病院と25診療所、医療行政を担う保健局を結び、リンクスが開発した現地向けの電子カルテシステムと結んで効率化を目指す。テクノ社によると、医療情報は県内の同社データセンターで管理。利用料収入で今後5年間に約1億円の売り上げを見込む。

 リンクスのティエン・ブー・マンCEOは「日本とベトナムの国交正常化40周年の記念の年に導入できて幸せだ」。テクノ社の吉岡宏社長も「まめネットがグローバルスタンダードになればすばらしい」と意気込んだ。【曽根田和久】

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歯周病、スタチンで改善 【米国心臓学会】

2013年10月17日 00時33分37秒 | 仕事
歯周病、スタチンで改善 【米国心臓学会】
歯肉炎治療で動脈硬化軽減の可能性も

2013年10月15日 米国学会短信 カテゴリ: 循環器疾患・内分泌・代謝疾患・耳鼻咽喉科疾患

 米国心臓学会(ACC)は、スタチンが歯肉疾患に関連する炎症を抑える効果を持つことを示した研究を紹介した。10月2日付のJournal of the American College of Cardiology に掲載。

 無作為二重盲検法を用いたこの研究は、心疾患または高い心疾患リスクを持つ患者をスタチン治療するに当たり、1日80mg投与群と1日10mg投与群に割付。12週間の治療を行った。治療開始後4週間および12週間でPET/CTを撮影し、治療前の画像と比較した。最終解析まで残った患者59人のうち、高用量スタチン投与群の患者では、治療開始後4週間で歯肉の炎症が有意に軽減したことが分かった。歯肉の炎症の改善は、動脈硬化性疾患の改善に追随して起きていた。

 歯周病と動脈硬化は共に、炎症によって進行する疾患。研究を行ったハーバード大学の研究者は、「今回の結果は歯周病と動脈硬化症との関連を裏付けるものであり、一方の炎症に対する治療が他方の改善につながることを示した」と述べる。また、口腔内の衛生状態を改善して歯肉の炎症を防ぐことで、動脈の炎症を抑えられる可能性もあるとの見方を示し、心疾患および脳卒中患者に対し、歯周病がある場合は主治医に知らせるよう勧めている。
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